1: (たまごやき) 2021/12/02(木) 15:21:15.58 ID:gIzJGzMY
菜々「ええ?!それだと歩夢さんが寒いじゃないですか!」
歩夢「わたしは制服の上にコートも着てるから大丈夫だよ」
菜々「ですが…」
歩夢「もう、遠慮しないで?巻いてあげるね」シュルッ
菜々「…///」
歩夢「はい♪ 暖かい?」
菜々「はい…すごく暖かいです///」
歩夢「よかったぁ♪」
菜々(それに、歩夢さんのいい匂いがします///」
歩夢「え?」
菜々「え?」
歩夢「い、いや…今わたしのいい匂いって…」
菜々(?!)
菜々(ま、まさか!?口に出てた!?)
歩夢「わたしは制服の上にコートも着てるから大丈夫だよ」
菜々「ですが…」
歩夢「もう、遠慮しないで?巻いてあげるね」シュルッ
菜々「…///」
歩夢「はい♪ 暖かい?」
菜々「はい…すごく暖かいです///」
歩夢「よかったぁ♪」
菜々(それに、歩夢さんのいい匂いがします///」
歩夢「え?」
菜々「え?」
歩夢「い、いや…今わたしのいい匂いって…」
菜々(?!)
菜々(ま、まさか!?口に出てた!?)
3: (たまごやき) 2021/12/02(木) 15:29:55.83 ID:gIzJGzMY
菜々「ち、ちちちち、違うんです!い、今のは思ってたことがつい口に出ちゃっただけで…」アタフタ
歩夢「…」
菜々「はっ……!い、いえ!今のは無しです!聞かなかったことにしてください!本当に違うんです!!」アセアセ
歩夢「ふふっ そんなに慌てなくても、別にわたしは怒っても引いてもないよ?」
菜々「そうなんですか…?」
歩夢「マフラーがいい匂いって言われて嫌な気持ちする人なんていないと思うよ?」
菜々「そ、それなら安心です…」
歩夢「でもそんないい匂いするかなぁ 使ってる柔軟剤がすごい匂い持ちがいいってことかな」
菜々「あ、いえ、いい匂いなのは柔軟剤ではなくて歩夢さんの匂いです///」
歩夢「え?」
菜々「あ…」
歩夢「…」
菜々「はっ……!い、いえ!今のは無しです!聞かなかったことにしてください!本当に違うんです!!」アセアセ
歩夢「ふふっ そんなに慌てなくても、別にわたしは怒っても引いてもないよ?」
菜々「そうなんですか…?」
歩夢「マフラーがいい匂いって言われて嫌な気持ちする人なんていないと思うよ?」
菜々「そ、それなら安心です…」
歩夢「でもそんないい匂いするかなぁ 使ってる柔軟剤がすごい匂い持ちがいいってことかな」
菜々「あ、いえ、いい匂いなのは柔軟剤ではなくて歩夢さんの匂いです///」
歩夢「え?」
菜々「あ…」
6: (たまごやき) 2021/12/02(木) 15:39:10.62 ID:gIzJGzMY
菜々「ち、ちちちち、違うんです!!」
歩夢「わたしの匂い…?」
菜々「言葉の綾です!違うんです!!」
歩夢「わ、わたしの匂いって何!?も、もしかして変な匂いとかしてた?!」
菜々「違います!!!」
歩夢「じゃ、じゃあわたしの匂いって何なの?!」
菜々「違うんです!!本当に違うんです!!聞かなかったことにしてください!!!」
歩夢「気になるよ!わたしの匂いって何!!」
菜々「ほ、本当に違うんです!」
歩夢「変な匂いだから言えないの…?」ウルウル
菜々「違います!!!」
歩夢(菜々ちゃんさっきからそれしか言ってないよ…)
歩夢「わたしの匂い…?」
菜々「言葉の綾です!違うんです!!」
歩夢「わ、わたしの匂いって何!?も、もしかして変な匂いとかしてた?!」
菜々「違います!!!」
歩夢「じゃ、じゃあわたしの匂いって何なの?!」
菜々「違うんです!!本当に違うんです!!聞かなかったことにしてください!!!」
歩夢「気になるよ!わたしの匂いって何!!」
菜々「ほ、本当に違うんです!」
歩夢「変な匂いだから言えないの…?」ウルウル
菜々「違います!!!」
歩夢(菜々ちゃんさっきからそれしか言ってないよ…)
10: (たまごやき) 2021/12/02(木) 15:55:40.44 ID:gIzJGzMY
歩夢「…言ってくれないの?」
菜々「だ、だって…は、恥ずかしいので…///」
歩夢「う~ん……マフラー貸してあげたのになぁ…」ボソッ
菜々「!」
歩夢「菜々ちゃんはそれを隠し事で返すんだ…」ボソッ
菜々「!!!」
歩夢「菜々ちゃん…優しい子だと思ってたのになぁ…」ボソッ
菜々「…」
歩夢「ねえ…教えてくれる…?」
菜々「……歩夢さんは時々ズルい人になりますね」
歩夢「菜々ちゃんが教えてくれないからじゃん~!」
菜々「……わかりました」
歩夢「!」
菜々「で、ですが1つだけお願いがあります!」
歩夢「?」
菜々「き、嫌いにならないでくださいね?!」
歩夢「そんなに変なことなの?!」
菜々「それは違います!」
菜々「だ、だって…は、恥ずかしいので…///」
歩夢「う~ん……マフラー貸してあげたのになぁ…」ボソッ
菜々「!」
歩夢「菜々ちゃんはそれを隠し事で返すんだ…」ボソッ
菜々「!!!」
歩夢「菜々ちゃん…優しい子だと思ってたのになぁ…」ボソッ
菜々「…」
歩夢「ねえ…教えてくれる…?」
菜々「……歩夢さんは時々ズルい人になりますね」
歩夢「菜々ちゃんが教えてくれないからじゃん~!」
菜々「……わかりました」
歩夢「!」
菜々「で、ですが1つだけお願いがあります!」
歩夢「?」
菜々「き、嫌いにならないでくださいね?!」
歩夢「そんなに変なことなの?!」
菜々「それは違います!」
13: (たまごやき) 2021/12/02(木) 16:12:36.24 ID:gIzJGzMY
菜々「ですがその…人の匂いの話なんてその…」
歩夢「心配しないで?」
菜々「!」
歩夢「臭い!とか言われるならもちろん傷付くけど、菜々ちゃんはいい匂いって言ってくれてるんだから」
歩夢「大丈夫だよ?」
菜々「…はい!」
歩夢「うん!それじゃ、どんな匂いなのか聞かせてほしいな」
菜々「あの…ええと…//」
歩夢「…」
菜々「その…柔軟剤とシャンプーの香りとは明らかに違う…その…」モジモジ
菜々「あ、歩夢さんの甘い香りというか…ふわふわする匂いというか…///」
歩夢「……」
菜々「ぬ、温もりを感じる優しい匂いというか…///」モジモジ
菜々「その…///」
歩夢「も、もういいよ!わかったから!!///」
菜々「え?」
歩夢「心配しないで?」
菜々「!」
歩夢「臭い!とか言われるならもちろん傷付くけど、菜々ちゃんはいい匂いって言ってくれてるんだから」
歩夢「大丈夫だよ?」
菜々「…はい!」
歩夢「うん!それじゃ、どんな匂いなのか聞かせてほしいな」
菜々「あの…ええと…//」
歩夢「…」
菜々「その…柔軟剤とシャンプーの香りとは明らかに違う…その…」モジモジ
菜々「あ、歩夢さんの甘い香りというか…ふわふわする匂いというか…///」
歩夢「……」
菜々「ぬ、温もりを感じる優しい匂いというか…///」モジモジ
菜々「その…///」
歩夢「も、もういいよ!わかったから!!///」
菜々「え?」
17: (たまごやき) 2021/12/02(木) 16:33:08.83 ID:gIzJGzMY
菜々「ですがまだ…」
歩夢「まだあるの?!」
菜々「はい」
歩夢「もう十分わかったから大丈夫!」
菜々「そうですか?」
歩夢「どんな匂いか聞かせてって言ったのはわたしだけど、もう恥ずかしくて聞いてられないからいいよ!」
菜々「歩夢さんがそういうなら……」
歩夢「…侑ちゃんは安心する匂いだっていつも言ってくれるけど、菜々ちゃんにはそんな風に感じるんだね」
菜々「…確かに、安心する匂いでもありますね」
歩夢「へっ?!」
菜々「歩夢さんに包まれているかのような」
歩夢「だからもういいって!///」
菜々「あ…ごめんなさい…」
歩夢「まだあるの?!」
菜々「はい」
歩夢「もう十分わかったから大丈夫!」
菜々「そうですか?」
歩夢「どんな匂いか聞かせてって言ったのはわたしだけど、もう恥ずかしくて聞いてられないからいいよ!」
菜々「歩夢さんがそういうなら……」
歩夢「…侑ちゃんは安心する匂いだっていつも言ってくれるけど、菜々ちゃんにはそんな風に感じるんだね」
菜々「…確かに、安心する匂いでもありますね」
歩夢「へっ?!」
菜々「歩夢さんに包まれているかのような」
歩夢「だからもういいって!///」
菜々「あ…ごめんなさい…」
19: (たまごやき) 2021/12/02(木) 16:37:12.14 ID:gIzJGzMY
歩夢「ああ~…顔が熱い…」
菜々「わたしも体がぽかぽかしてきました」
歩夢「ならよかったよ…菜々ちゃん寒がってたから」
菜々「歩夢さんのマフラーのおかげですね!」
歩夢「あはは…」
菜々「歩夢さんがよければ、今日の練習が終わるまで貸してもらってもいいですか?」
歩夢「いいよ」
菜々「ありがとうございます!」
───────────
菜々「わたしも体がぽかぽかしてきました」
歩夢「ならよかったよ…菜々ちゃん寒がってたから」
菜々「歩夢さんのマフラーのおかげですね!」
歩夢「あはは…」
菜々「歩夢さんがよければ、今日の練習が終わるまで貸してもらってもいいですか?」
歩夢「いいよ」
菜々「ありがとうございます!」
───────────
21: (たまごやき) 2021/12/02(木) 16:45:16.89 ID:gIzJGzMY
歩夢「うう…寒い…」
菜々「歩夢さん!」
歩夢「菜々ちゃん」
菜々「マフラーありがとうございました」
歩夢「どういたしまして」
菜々「返しますね」
歩夢「うん …今すごい寒いけど、帰りは大丈夫?」
菜々「はい!まだ歩夢さんのマフラーの温もりが残ってるので!」
歩夢「変な言い方しないで!//」
菜々「歩夢さん!」
歩夢「菜々ちゃん」
菜々「マフラーありがとうございました」
歩夢「どういたしまして」
菜々「返しますね」
歩夢「うん …今すごい寒いけど、帰りは大丈夫?」
菜々「はい!まだ歩夢さんのマフラーの温もりが残ってるので!」
歩夢「変な言い方しないで!//」
23: (たまごやき) 2021/12/02(木) 16:50:18.41 ID:gIzJGzMY
菜々「ではまた明日!」
歩夢「気をつけて帰ってね」
菜々「歩夢さんも!」
歩夢「うん!」
………
歩夢「はあ~…寒い…」モゾッ
歩夢「…」
歩夢「…」クンクン
歩夢「うーん…」
歩夢「柔軟剤とほんのりシャンプーの香りがするくらいだけどなぁ…」クンクン
歩夢「…あれ」
歩夢「…」クンクン
歩夢「…わたしの匂いとはまた違う、何か甘い匂いがする…//」
歩夢「気をつけて帰ってね」
菜々「歩夢さんも!」
歩夢「うん!」
………
歩夢「はあ~…寒い…」モゾッ
歩夢「…」
歩夢「…」クンクン
歩夢「うーん…」
歩夢「柔軟剤とほんのりシャンプーの香りがするくらいだけどなぁ…」クンクン
歩夢「…あれ」
歩夢「…」クンクン
歩夢「…わたしの匂いとはまた違う、何か甘い匂いがする…//」
24: (たまごやき) 2021/12/02(木) 16:50:26.72 ID:gIzJGzMY
終わり
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1638426075/