1: (みかか) 2024/01/03(水) 02:35:57.83 ID:p46zkisU
しずく「それで…教えて欲しい事って?」
かすみ「うん。えっと…しず子前に心理学の本読んでたよね?」
しずく「え?うん…お芝居に役立つと思って。私の求めてた事はあまり書いてなかったけど」
かすみ「どんな事書いてあった?」
しずく「どんな事って…ん〜心理テクニック見たいな感じが多かったかな?」
かすみ「うん。えっと…しず子前に心理学の本読んでたよね?」
しずく「え?うん…お芝居に役立つと思って。私の求めてた事はあまり書いてなかったけど」
かすみ「どんな事書いてあった?」
しずく「どんな事って…ん〜心理テクニック見たいな感じが多かったかな?」
3: (みかか) 2024/01/03(水) 02:41:23.84 ID:p46zkisU
かすみ「心理テクニックかぁ。例えば?」
しずく「ん〜例えば…ドアインザフェイスって言って、大きな要求をして断られた後に小さな要求をすると通りやすくなるとか」
かすみ「……どう言う事?」
しずく「例えば、一万円貸してって言って断られた後に、千円貸してって言うと、ん〜千円ならいっかって心理が働くの」
かすみ「そうなんだ。他には?」
しずく「ん〜例えば…ドアインザフェイスって言って、大きな要求をして断られた後に小さな要求をすると通りやすくなるとか」
かすみ「……どう言う事?」
しずく「例えば、一万円貸してって言って断られた後に、千円貸してって言うと、ん〜千円ならいっかって心理が働くの」
かすみ「そうなんだ。他には?」
4: (みかか) 2024/01/03(水) 02:44:08.03 ID:p46zkisU
しずく「後は…ミラーリング効果とかかな?相手の仕草とか口調を真似ると親近感が湧いて好意を得られるんだって」
かすみ「へ〜なるほど。モノマネすれば良いって事ね」
しずく「モノマネって言うか…露骨すぎるとバレるからさりげなくね」
かすみ「さりげなく。なるほど。了解!他には?」
かすみ「へ〜なるほど。モノマネすれば良いって事ね」
しずく「モノマネって言うか…露骨すぎるとバレるからさりげなくね」
かすみ「さりげなく。なるほど。了解!他には?」
5: (みかか) 2024/01/03(水) 02:49:12.12 ID:p46zkisU
しずく「後は一貫性の原理とか」
かすみ「なんて?」
しずく「一貫性の原理。人は自分の発言は一貫性を保ちたくなるから、例えば、はいって答える質問を続けた後に自分の要求を言うとはいっと答えて貰いやすいって事かな」
かすみ「そうなんだ。なるほどなるほど。勉強になるよ。流石しお子」
しずく「そんな褒めても何も出ないよ」
かすみ「本心だよ」
かすみ「なんて?」
しずく「一貫性の原理。人は自分の発言は一貫性を保ちたくなるから、例えば、はいって答える質問を続けた後に自分の要求を言うとはいっと答えて貰いやすいって事かな」
かすみ「そうなんだ。なるほどなるほど。勉強になるよ。流石しお子」
しずく「そんな褒めても何も出ないよ」
かすみ「本心だよ」
6: (みかか) 2024/01/03(水) 02:52:43.87 ID:p46zkisU
しずく「後は〜返報性の原理とかかな?人は何かされた時にお返しをしたくなるって原理」
かすみ「あ〜確かに。あるかも」
しずく「でしょ」
かすみ「うん。いや〜しず子のお陰で勉強になったよ。結構、覚えるの大変だったでしょ?」
しずく「うん。そうだね」
かすみ「でも、しず子は本読むの好きだもんね?」
しずく「うん。まあね」
かすみ「あ〜確かに。あるかも」
しずく「でしょ」
かすみ「うん。いや〜しず子のお陰で勉強になったよ。結構、覚えるの大変だったでしょ?」
しずく「うん。そうだね」
かすみ「でも、しず子は本読むの好きだもんね?」
しずく「うん。まあね」
7: (みかか) 2024/01/03(水) 02:57:14.65 ID:p46zkisU
かすみ「図書室で借りたんだっけ?」
しずく「うん」
かすみ「そっかぁ。いや〜でもほんと勉強になったよ。これ、お礼のパン。食べて!」
しずく「え、ありがと。手作り?」
かすみ「うん。しず子好きでしょ?」
しずく「うん」
かすみ「しず子が喜ぶかな〜と思いながら作って来たんだ。食べて食べて」
しずく「うん」パクッ
かすみ「かすみんも食べよ〜」パクッ
しずく「うん」
かすみ「そっかぁ。いや〜でもほんと勉強になったよ。これ、お礼のパン。食べて!」
しずく「え、ありがと。手作り?」
かすみ「うん。しず子好きでしょ?」
しずく「うん」
かすみ「しず子が喜ぶかな〜と思いながら作って来たんだ。食べて食べて」
しずく「うん」パクッ
かすみ「かすみんも食べよ〜」パクッ
8: (みかか) 2024/01/03(水) 03:01:53.00 ID:p46zkisU
しずく「………」モグモグ
かすみ「………」モグモグ
しずく「………」
かすみ「それでさ〜もう一つお願いがあるんだけどさ〜」
しずく「うん」
かすみ「あのねえ。ちょっとね…やらかしちゃってさ、しお子の所に謝りに行かなきゃいけないんだけど…一緒にやった事にしてくれないかな?」
しずく「え…嫌だよ」
かすみ「じゃあ…生徒会室に一緒に来てくれるだけで良いから〜お願い!!!」
かすみ「………」モグモグ
しずく「………」
かすみ「それでさ〜もう一つお願いがあるんだけどさ〜」
しずく「うん」
かすみ「あのねえ。ちょっとね…やらかしちゃってさ、しお子の所に謝りに行かなきゃいけないんだけど…一緒にやった事にしてくれないかな?」
しずく「え…嫌だよ」
かすみ「じゃあ…生徒会室に一緒に来てくれるだけで良いから〜お願い!!!」
9: (みかか) 2024/01/03(水) 03:04:19.35 ID:p46zkisU
しずく「あの…」
かすみ「なに?」
しずく「私に試すのやめてくれないかな?」
かすみ「え?」
しずく「私が教えたテクニックを私に試すのはやめて」
かすみ「え?分かった?全然効果ないじゃん」
しずく「そりゃあ…教えた本人に…それも教わった直後には無理だよ」
かすみ「なに?」
しずく「私に試すのやめてくれないかな?」
かすみ「え?」
しずく「私が教えたテクニックを私に試すのはやめて」
かすみ「え?分かった?全然効果ないじゃん」
しずく「そりゃあ…教えた本人に…それも教わった直後には無理だよ」
10: (みかか) 2024/01/03(水) 03:07:38.67 ID:p46zkisU
かすみ「ぐぬぬ…なるほど。それもそうか。まあ、いいいや。それじゃあ本番行ってくる」
しずく「本番?」
かすみ「うん」
しずく「もしかして、栞子さん相手にやるつもり?」
かすみ「うん」
しずく「本当にやらかしたんだ」
かすみ「……うん」
しずく「本番?」
かすみ「うん」
しずく「もしかして、栞子さん相手にやるつもり?」
かすみ「うん」
しずく「本当にやらかしたんだ」
かすみ「……うん」
11: (みかか) 2024/01/03(水) 03:13:32.56 ID:p46zkisU
しずく「私の教えたテクニックを使うつもりだったんだ。私は好意で教えたのに」
かすみ「まあ…」パクッ
しずく「素直に反省した方がいいと思うよ」パクッ
かすみ「………うん」
しずく「取り敢えず…反省文書いて持っていけば許して貰えると思うよ」
かすみ「えっと〜反省文…それは…」
しずく「じゃあ、素直に謝りに行こう?私もついていくから」
かすみ「本当!じゃあ、素直に謝る!」
かすみ「まあ…」パクッ
しずく「素直に反省した方がいいと思うよ」パクッ
かすみ「………うん」
しずく「取り敢えず…反省文書いて持っていけば許して貰えると思うよ」
かすみ「えっと〜反省文…それは…」
しずく「じゃあ、素直に謝りに行こう?私もついていくから」
かすみ「本当!じゃあ、素直に謝る!」
12: (みかか) 2024/01/03(水) 03:14:40.88 ID:p46zkisU
「フォロー」
13: (みかか) 2024/01/03(水) 03:18:14.34 ID:p46zkisU
にこ「ふっ…」
凛「にこちゃん。大丈夫?」
にこ「別に…」
穂乃果「あんまり落ち込まないで」
凛「無理もないよ。年下にあんな説教されたら誰でも落ち込むよ」
穂乃果「海未ちゃんも真姫ちゃんも容赦ないからなぁ。まあ、μ’sは先輩禁止だからさ」
にこ「別に…落ち込んでないし…」
凛「にこちゃん。大丈夫?」
にこ「別に…」
穂乃果「あんまり落ち込まないで」
凛「無理もないよ。年下にあんな説教されたら誰でも落ち込むよ」
穂乃果「海未ちゃんも真姫ちゃんも容赦ないからなぁ。まあ、μ’sは先輩禁止だからさ」
にこ「別に…落ち込んでないし…」
14: (みかか) 2024/01/03(水) 03:22:04.24 ID:p46zkisU
凛「落ち込んでないの?本当に落ち込んでないの?」
にこ「………落ち込んでるわよ!!!なんで年下にあんな言われなきゃいけないのよ。って言うかなんで助けてくれなかったのよ!!!」
穂乃果「だって…どう考えても海未ちゃん達が正しいもん。花陽ちゃんとことりちゃんも苦笑いだったよ」
にこ「でもさ…もういいや。どうせ、私はバカだし」
にこ「………落ち込んでるわよ!!!なんで年下にあんな言われなきゃいけないのよ。って言うかなんで助けてくれなかったのよ!!!」
穂乃果「だって…どう考えても海未ちゃん達が正しいもん。花陽ちゃんとことりちゃんも苦笑いだったよ」
にこ「でもさ…もういいや。どうせ、私はバカだし」
15: (みかか) 2024/01/03(水) 03:24:38.35 ID:p46zkisU
穂乃果「………」
凛「………」
にこ「年上って言っても二人より背も小さいし…胸も無いし………」
穂乃果「まあ…」
凛「うん…」
にこ「三年生って言ってもね…絵里や希と比べたら…毎回赤点取るし…生徒会とかもやってないし…ふっ…」
穂乃果「いや〜」
凛「ね〜…」
凛「………」
にこ「年上って言っても二人より背も小さいし…胸も無いし………」
穂乃果「まあ…」
凛「うん…」
にこ「三年生って言ってもね…絵里や希と比べたら…毎回赤点取るし…生徒会とかもやってないし…ふっ…」
穂乃果「いや〜」
凛「ね〜…」
16: (みかか) 2024/01/03(水) 03:25:54.54 ID:p46zkisU
にこ「あのさ…」
穂乃果「うん」
にこ「うんじゃなくて。え?そんな事ないよとかないの?」
穂乃果「へ?」
にこ「少しはフォローしようって気はないの?」
穂乃果「うん」
にこ「うんじゃなくて。え?そんな事ないよとかないの?」
穂乃果「へ?」
にこ「少しはフォローしようって気はないの?」
17: (みかか) 2024/01/03(水) 03:27:32.30 ID:p46zkisU
穂乃果「だって、海未ちゃん達に意見するなんて無理だよ」
にこ「いや…それは今置いといて」
穂乃果「置いとくの?」
にこ「そこじゃないの」
穂乃果「どこ?」
にこ「いや…それは今置いといて」
穂乃果「置いとくの?」
にこ「そこじゃないの」
穂乃果「どこ?」
18: (みかか) 2024/01/03(水) 03:30:20.26 ID:p46zkisU
にこ「バカとかさ…別に本気で言ってないし…」
穂乃果「……そうなの?」
にこ「そうよ。何受け入れてんのよ。否定しなさいよ」
穂乃果「いや…でも…そうだね」
にこ「でしょ?そう思うでしょ?」
穂乃果「うん…ね?」
凛「ん〜まあ…そうなのかな?」
穂乃果「……そうなの?」
にこ「そうよ。何受け入れてんのよ。否定しなさいよ」
穂乃果「いや…でも…そうだね」
にこ「でしょ?そう思うでしょ?」
穂乃果「うん…ね?」
凛「ん〜まあ…そうなのかな?」
19: (みかか) 2024/01/03(水) 03:31:58.93 ID:p46zkisU
にこ「そうなのかなって何よ!そうなのかなって!」
凛「だって…」
にこ「なに?バカだと思ってんの?にこの事はバカだと思ってるの?」
穂乃果「………」
凛「………」
にこ「だから否定!!!!」
凛「だって…」
にこ「なに?バカだと思ってんの?にこの事はバカだと思ってるの?」
穂乃果「………」
凛「………」
にこ「だから否定!!!!」
20: (みかか) 2024/01/03(水) 03:34:10.80 ID:p46zkisU
凛「うん」
にこ「で、背が低い?胸も無いって?」
穂乃果「自分で言ったんだよ」
にこ「否定しなかったイコールあんた達が言った事になるのよ!!!」
穂乃果「そんなめちゃくちゃな」
にこ「で、背が低い?胸も無いって?」
穂乃果「自分で言ったんだよ」
にこ「否定しなかったイコールあんた達が言った事になるのよ!!!」
穂乃果「そんなめちゃくちゃな」
21: (みかか) 2024/01/03(水) 03:38:30.83 ID:p46zkisU
にこ「だってそうでしょ?否定しないって事は思ってるって事じゃない」
凛「だって…本当に背小さいにゃ」
にこ「うっ…私が小さいって事はあんたも小さいって事だからね」
凛「凛はまだ…一年生だし
凛「だって…本当に背小さいにゃ」
にこ「うっ…私が小さいって事はあんたも小さいって事だからね」
凛「凛はまだ…一年生だし
30: (茸) 2024/01/03(水) 13:56:59.77 ID:wfKLPIaX
にこ「一年生だったらもっと気を遣いなさいよ」
穂乃果「いや…だって…先輩禁止…だよ」
にこ「いや…まあ…そうだけど」
穂乃果「にこちゃん。さっきから言ってる事めちゃくちゃだよ。よっぽど悔しいのは分かるけど一回落ち着こうよ」
穂乃果「いや…だって…先輩禁止…だよ」
にこ「いや…まあ…そうだけど」
穂乃果「にこちゃん。さっきから言ってる事めちゃくちゃだよ。よっぽど悔しいのは分かるけど一回落ち着こうよ」
31: (茸) 2024/01/03(水) 21:44:09.89 ID:wfKLPIaX
にこ「いいのよ。にこはどうせ性格も荒いし」
穂乃果「……」
凛「……」
にこ「だから否定しなさいってば」
穂乃果「あ…ごめん」
凛「今まさに荒々しいから」
穂乃果「……」
凛「……」
にこ「だから否定しなさいってば」
穂乃果「あ…ごめん」
凛「今まさに荒々しいから」
32: (茸) 2024/01/03(水) 21:46:17.73 ID:wfKLPIaX
にこ「え?なに?学習能力ないの?」
穂乃果「あるよ!」
凛「あるにゃ!」
にこ「それよ!その感じで否定してよ!」
穂乃果「あ〜…」
凛「うん…」
穂乃果「あるよ!」
凛「あるにゃ!」
にこ「それよ!その感じで否定してよ!」
穂乃果「あ〜…」
凛「うん…」
33: (茸) 2024/01/04(木) 02:12:12.87 ID:anl1WgbW
にこ「わかった?」
ほのりん「うん」
にこ「………まあ…とは言えもう自虐するネタもないんだけど…」
凛「そんな事ないにゃ!」
にこ「はい?」
穂乃果「凛ちゃん。そこは否定する所じゃないよ」
凛「あっ…だって否定しろって言うから…」
ほのりん「うん」
にこ「………まあ…とは言えもう自虐するネタもないんだけど…」
凛「そんな事ないにゃ!」
にこ「はい?」
穂乃果「凛ちゃん。そこは否定する所じゃないよ」
凛「あっ…だって否定しろって言うから…」
34: (茸) 2024/01/04(木) 02:29:29.87 ID:anl1WgbW
穂乃果「にこちゃんがネガティブな事言い出したら否定するんだよ。凛ちゃんがやった事は否定に見せかけた肯定だよ」
凛「否定に見せかけた肯定…ふふっ…」
穂乃果「笑うところじゃないよ。実際、何も面白い事言ってないからね」
にこ「はあ…なんかも良いわ…」
穂乃果「にこちゃん。元気出してよ。ファイトだよ!」
凛「そうだよ。生きてれば良い事あるって」
凛「否定に見せかけた肯定…ふふっ…」
穂乃果「笑うところじゃないよ。実際、何も面白い事言ってないからね」
にこ「はあ…なんかも良いわ…」
穂乃果「にこちゃん。元気出してよ。ファイトだよ!」
凛「そうだよ。生きてれば良い事あるって」
35: (茸) 2024/01/04(木) 02:35:16.52 ID:anl1WgbW
にこ「いやもういい…って言うかさ」
穂乃果「何?」
にこ「なんであんた達はダメージない訳?一緒に怒られたのに」
穂乃果「慣れだよ!慣れ!海未ちゃんに怒られるのなんてもう慣れたもんだよ」
にこ「………こうはなりたくないわ。ね?」
凛「そんな事ないよ!」
穂乃果「何?」
にこ「なんであんた達はダメージない訳?一緒に怒られたのに」
穂乃果「慣れだよ!慣れ!海未ちゃんに怒られるのなんてもう慣れたもんだよ」
にこ「………こうはなりたくないわ。ね?」
凛「そんな事ないよ!」
36: (茸) 2024/01/04(木) 02:41:38.52 ID:anl1WgbW
「返信」
37: (茸) 2024/01/04(木) 02:44:08.65 ID:anl1WgbW
栞子「ん〜…」
薫子「スマホなんて見つめて何してんの?」
栞子「へ?姉さん?」
薫子「私の気配に気が付かないとは…何かあったの?」
栞子「いえ…その前になぜここに?」
薫子「何故って?ここが私の家だから」
栞子「私の部屋なのですが」
薫子「スマホなんて見つめて何してんの?」
栞子「へ?姉さん?」
薫子「私の気配に気が付かないとは…何かあったの?」
栞子「いえ…その前になぜここに?」
薫子「何故って?ここが私の家だから」
栞子「私の部屋なのですが」
38: (茸) 2024/01/04(木) 02:46:14.20 ID:anl1WgbW
薫子「暇なんだよ〜」
栞子「そうでしたか。それが私の部屋に勝手に入って来る理由にはなりませんが大変ですね。どこかに出かけたら良いじゃないですか」
薫子「どこ行く?」
栞子「なぜ私が行く前提?」
薫子「いやなの?」
栞子「忙しいので」
栞子「そうでしたか。それが私の部屋に勝手に入って来る理由にはなりませんが大変ですね。どこかに出かけたら良いじゃないですか」
薫子「どこ行く?」
栞子「なぜ私が行く前提?」
薫子「いやなの?」
栞子「忙しいので」
39: (茸) 2024/01/04(木) 02:49:02.19 ID:anl1WgbW
薫子「スマホ眺めてるだけじゃん」
栞子「そんな事は…」
ピ口リン
栞子「あっ!」
薫子「ん?何?お誘いでも来た?」
栞子「見ないで下さい……ニュース速報…」
薫子「ガッカリしてる……はは〜ん」
栞子「なんですか?」
薫子「もしや、誰からの連絡を待ってるね」
栞子「うっ…違います」
栞子「そんな事は…」
ピ口リン
栞子「あっ!」
薫子「ん?何?お誘いでも来た?」
栞子「見ないで下さい……ニュース速報…」
薫子「ガッカリしてる……はは〜ん」
栞子「なんですか?」
薫子「もしや、誰からの連絡を待ってるね」
栞子「うっ…違います」
40: (茸) 2024/01/04(木) 02:51:58.38 ID:anl1WgbW
薫子「誰から?もしかして…恋人とか?」
栞子「なぜ否定したのに話を進めるんですか」
薫子「私が何年栞子の姉をやってると思ってるの?」
栞子「居ない期間が多かったので3年くらいですね」
薫子「流石にそこまで居なくなったりしてないよ?まあ、冗談は置いといて」
栞子「冗談かどうかは私が決めますが」
栞子「なぜ否定したのに話を進めるんですか」
薫子「私が何年栞子の姉をやってると思ってるの?」
栞子「居ない期間が多かったので3年くらいですね」
薫子「流石にそこまで居なくなったりしてないよ?まあ、冗談は置いといて」
栞子「冗談かどうかは私が決めますが」
41: (茸) 2024/01/04(木) 02:54:24.25 ID:anl1WgbW
薫子「栞子の独り言も聞いてるしさ。返事来ないな〜って」
栞子「え…私…そんな事言ってました」
薫子「さあ?」
栞子「なっ…くっ…カマをかけましたね?」
薫子「別に恥ずかしい事じゃないじゃん?私だって連絡が待ち遠しいなって思う事なんてあるよ」
栞子「勘違いしないでください。姉さんに知られるのが嫌なんです」
栞子「え…私…そんな事言ってました」
薫子「さあ?」
栞子「なっ…くっ…カマをかけましたね?」
薫子「別に恥ずかしい事じゃないじゃん?私だって連絡が待ち遠しいなって思う事なんてあるよ」
栞子「勘違いしないでください。姉さんに知られるのが嫌なんです」
42: (茸) 2024/01/04(木) 02:56:58.04 ID:anl1WgbW
薫子「え〜そこまで?」
栞子「だって揶揄うでしょ?」
薫子「ちょっと待ってよ。今まで色んな事に巻き込んだりはしたけど揶揄ったりした事はないでしょ?」
栞子「………確かに。迷惑は散々掛けられましたが揶揄われたりした事は…ないかも」
薫子「でしょ?だから、姉さんに話してごらんよ。誰の連絡を待ってるの?男?」
栞子「だから違うって。歩夢さんです」
薫子「あ〜あの子」
栞子「だって揶揄うでしょ?」
薫子「ちょっと待ってよ。今まで色んな事に巻き込んだりはしたけど揶揄ったりした事はないでしょ?」
栞子「………確かに。迷惑は散々掛けられましたが揶揄われたりした事は…ないかも」
薫子「でしょ?だから、姉さんに話してごらんよ。誰の連絡を待ってるの?男?」
栞子「だから違うって。歩夢さんです」
薫子「あ〜あの子」
43: (茸) 2024/01/04(木) 02:59:53.05 ID:anl1WgbW
栞子「二日前に送ったのですが返事が返って来なくて」
薫子「忙しいんじゃないの?なんて送ったの?」
栞子「お疲れ様です。少しお時間大丈夫ですか?と」
薫子「だから忙しいから大丈夫じゃなかったんだよ」
栞子「でも既読になってるんです」
薫子「忙しいんじゃないの?なんて送ったの?」
栞子「お疲れ様です。少しお時間大丈夫ですか?と」
薫子「だから忙しいから大丈夫じゃなかったんだよ」
栞子「でも既読になってるんです」
44: (茸) 2024/01/04(木) 03:01:49.06 ID:anl1WgbW
薫子「いや…忙しくても見るくらいは出来るからね」
栞子「そうですが…」
薫子「もう一回送ってみたら?」
栞子「朝送ったんです」
薫子「なんて?」
栞子「おはようございますと」
薫子「で?既読ついたの?」
栞子「はい」
薫子「ふ〜ん………忙しいんじゃない?」
栞子「そればかりじゃないですか」
栞子「そうですが…」
薫子「もう一回送ってみたら?」
栞子「朝送ったんです」
薫子「なんて?」
栞子「おはようございますと」
薫子「で?既読ついたの?」
栞子「はい」
薫子「ふ〜ん………忙しいんじゃない?」
栞子「そればかりじゃないですか」
45: (茸) 2024/01/04(木) 03:05:25.81 ID:anl1WgbW
薫子「じゃあ、もう一回送ってみれば?」
栞子「しつこいと思われるじゃないですか。それで嫌われたりしたら」
薫子「そんなんで嫌わないって」
栞子「本当ですか?」
薫子「本当だよ。そんなんで嫌われるなら私はとっくに栞子に嫌われてるよ」
栞子「自覚あるんですね」
栞子「しつこいと思われるじゃないですか。それで嫌われたりしたら」
薫子「そんなんで嫌わないって」
栞子「本当ですか?」
薫子「本当だよ。そんなんで嫌われるなら私はとっくに栞子に嫌われてるよ」
栞子「自覚あるんですね」
47: (茸) 2024/01/04(木) 03:40:25.47 ID:anl1WgbW
薫子「と言う事で送ってみなよ」
栞子「でも…なんて送れば…」
薫子「今暇?とかでいいんじゃん?」
栞子「これでまた返事来なかったら…次の日、普通に学校で会うんですよ?」
薫子「だったら学校で聞けばいいじゃん」
栞子「それは…そうですが…」
ピ口リン
栞子「あっ!」
薫子「ほら、来たよ」
栞子「……かすみさんでした。なぜか私の返した文章と同じ内容を返して来る…」
薫子「変わった子だね」
栞子「はい。姉さんと同じで」
栞子「でも…なんて送れば…」
薫子「今暇?とかでいいんじゃん?」
栞子「これでまた返事来なかったら…次の日、普通に学校で会うんですよ?」
薫子「だったら学校で聞けばいいじゃん」
栞子「それは…そうですが…」
ピ口リン
栞子「あっ!」
薫子「ほら、来たよ」
栞子「……かすみさんでした。なぜか私の返した文章と同じ内容を返して来る…」
薫子「変わった子だね」
栞子「はい。姉さんと同じで」
48: (茸) 2024/01/04(木) 04:51:48.35 ID:anl1WgbW
薫子「もう助言してあげないよ?」
栞子「今まで助言があったんですか?」
薫子「もう、返事下さいって送っちゃいなよ」
栞子「嫌です。絶対にしつこい子だと思われます」
薫子「思わないよ。思ってるなら二回目の時点で手遅れだから今更だって」
栞子「あっ…やっぱり…しつこかったでしょうか」
薫子「いやいや。そうじゃなくて二回も三回も同じだって言ってるの」
栞子「そんなのは分からないじゃないですか。二回目はたまたま返信忘れてただけで、三回目の催促で嫌われるかも」
薫子「我が妹ながら面倒くさい奴だな」
栞子「今まで助言があったんですか?」
薫子「もう、返事下さいって送っちゃいなよ」
栞子「嫌です。絶対にしつこい子だと思われます」
薫子「思わないよ。思ってるなら二回目の時点で手遅れだから今更だって」
栞子「あっ…やっぱり…しつこかったでしょうか」
薫子「いやいや。そうじゃなくて二回も三回も同じだって言ってるの」
栞子「そんなのは分からないじゃないですか。二回目はたまたま返信忘れてただけで、三回目の催促で嫌われるかも」
薫子「我が妹ながら面倒くさい奴だな」
49: (茸) 2024/01/04(木) 04:55:22.39 ID:anl1WgbW
薫子「って言うか明日学校で会うなら何事も無かった様に学校で聞けばいいじゃん。それでリセットだよ」
栞子「でも、トークの履歴は残るじゃないですか」
薫子「だから何?」
栞子「また、新しく送る時に私からは送れない」
薫子「なんで?」
栞子「だって…」
ピ口リン
栞子「あっ!」
薫子「ほら来たよ」
栞子「………」
薫子「どうだった?」
栞子「かすみさんに返事するの忘れてました」
薫子「そう言う事だよ」
栞子「でも、トークの履歴は残るじゃないですか」
薫子「だから何?」
栞子「また、新しく送る時に私からは送れない」
薫子「なんで?」
栞子「だって…」
ピ口リン
栞子「あっ!」
薫子「ほら来たよ」
栞子「………」
薫子「どうだった?」
栞子「かすみさんに返事するの忘れてました」
薫子「そう言う事だよ」
51: (みかか) 2024/01/04(木) 23:50:51.44 ID:3PpYc06G
終わり
50: (茸) 2024/01/04(木) 11:10:41.21 ID:6kABza6t
从cι˘σ ᴗ σ˘*…
52: (SIM) 2024/01/05(金) 17:48:21.27 ID:rQ0Q0o7M
かすみん😭
53: (みかか) 2024/01/05(金) 20:01:59.31 ID:1DQYoyU4
さんかす
引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1704216957/