1: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:17:02.31 ID:eP81CYEW.net
鞠莉「…」
果南「え、何?どうしたの?」
鞠莉「別に?」
果南「いや…絶対に何かあったよね?」
鞠莉「何もないわよ?」
果南(いつも何考えてるか分かんないけど、今日ばっかりは本当に理解のしようがないよ…)
果南「え、何?どうしたの?」
鞠莉「別に?」
果南「いや…絶対に何かあったよね?」
鞠莉「何もないわよ?」
果南(いつも何考えてるか分かんないけど、今日ばっかりは本当に理解のしようがないよ…)
2: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:18:38.99 ID:eP81CYEW.net
―次の日―
果南(昨日の鞠莉…一体どうしたんだろ…)
ガラララ
鞠莉 スタスタ
果南「あ、まr…「喋りかけないでよ、果南」
果南「え…」
鞠莉 ツ-ン
果南(えぇ!?私何かしたっけ!?)
果南(昨日の鞠莉…一体どうしたんだろ…)
ガラララ
鞠莉 スタスタ
果南「あ、まr…「喋りかけないでよ、果南」
果南「え…」
鞠莉 ツ-ン
果南(えぇ!?私何かしたっけ!?)
3: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:21:15.16 ID:eP81CYEW.net
―放課後―
鞠莉「ふふふ…順調よダイヤ!」
ダイヤ「本当ですか?」
鞠莉「もちろんよ!ダイヤが教えてくれた作戦のお陰ね!」
鞠莉「これで果南のハートも…」ニコニコ
ダイヤ「私もその手を使って意中の相手を落とすことに成功しましたからね」
鞠莉「流石、生徒会長」
ダイヤ「理事長に褒められるのは嬉しいですが、なんだか複雑な気持ちですわ」
鞠莉「ふふふ…順調よダイヤ!」
ダイヤ「本当ですか?」
鞠莉「もちろんよ!ダイヤが教えてくれた作戦のお陰ね!」
鞠莉「これで果南のハートも…」ニコニコ
ダイヤ「私もその手を使って意中の相手を落とすことに成功しましたからね」
鞠莉「流石、生徒会長」
ダイヤ「理事長に褒められるのは嬉しいですが、なんだか複雑な気持ちですわ」
5: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:24:37.46 ID:eP81CYEW.net
鞠莉(ダイヤ考案の作戦…!)
鞠莉(押してはダメなら引いてみる作戦!)
鞠莉(いつもはグイグイ攻めてる私だけど…)
鞠莉(急に奥手になって…なおかつトゲトゲとした……いわゆるツンとした態度を取れば…!)
鞠莉(気になった果南は、いつも以上に私に構ってきてくれるはず!)
鞠莉(生徒会長…マジ感謝)
鞠莉(押してはダメなら引いてみる作戦!)
鞠莉(いつもはグイグイ攻めてる私だけど…)
鞠莉(急に奥手になって…なおかつトゲトゲとした……いわゆるツンとした態度を取れば…!)
鞠莉(気になった果南は、いつも以上に私に構ってきてくれるはず!)
鞠莉(生徒会長…マジ感謝)
8: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:26:59.57 ID:eP81CYEW.net
―更に次の日―
鞠莉(さて…今日もツンとした態度を取るわ!)
鞠莉(少々胸は痛いけど…これも我慢よマリー!)ガラガラ
鞠莉(さぁ、果南!Come on!)
シ-ン
鞠莉「あ…れ…?!
鞠莉(か、果南が…私のもとに…来ない?)
鞠莉(さて…今日もツンとした態度を取るわ!)
鞠莉(少々胸は痛いけど…これも我慢よマリー!)ガラガラ
鞠莉(さぁ、果南!Come on!)
シ-ン
鞠莉「あ…れ…?!
鞠莉(か、果南が…私のもとに…来ない?)
11: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:29:06.29 ID:eP81CYEW.net
鞠莉「ん?」チラッ
果南「…」ツ-ン
鞠莉「え」
鞠莉「ちょ…か、果南?」
果南「何?」ギロッ
鞠莉「ひぃっ!」
鞠莉(待って待って待ってよー!)
鞠莉(もしかして私の今までの行為は全部、果南のヘイト上昇になっちゃつたってわけ!?)
果南「…」ツ-ン
鞠莉「え」
鞠莉「ちょ…か、果南?」
果南「何?」ギロッ
鞠莉「ひぃっ!」
鞠莉(待って待って待ってよー!)
鞠莉(もしかして私の今までの行為は全部、果南のヘイト上昇になっちゃつたってわけ!?)
12: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:29:35.60 ID:eP81CYEW.net
訂正
なっちゃつた→なっちゃった
なっちゃつた→なっちゃった
15: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:31:48.01 ID:eP81CYEW.net
―放課後―
果南「やったよダイヤ!」ハイタッチ
ダイヤ「えぇ、見事でしたよ果南さん」ハイタッチ
果南「ダイヤ考案の作戦!鞠莉をツンとさせたのをキッカケに、私がキレたように見せかけ、鞠莉を構ってこさせるようにする作戦!」
果南「通称『ツン返し作戦』!」
果南「やったよダイヤ!」ハイタッチ
ダイヤ「えぇ、見事でしたよ果南さん」ハイタッチ
果南「ダイヤ考案の作戦!鞠莉をツンとさせたのをキッカケに、私がキレたように見せかけ、鞠莉を構ってこさせるようにする作戦!」
果南「通称『ツン返し作戦』!」
16: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:34:33.70 ID:eP81CYEW.net
ダイヤ「我ながら恐ろしいですわ…こんな作戦を思いついてしまうなんて…」
果南「いやぁ…助かるよ」
果南「だってさ?いっつも鞠莉は激しいスキンシップしかしてこないんだもん!」
果南「逆にこっちが何か仕掛けたら、急にしおらしい態度を取るんだよ!?」
果南「だから今度はこっちが仕掛けたかったから、ダイヤに協力してもらったってわけ」
ダイヤ「は、はぁ…」
果南「いやぁ…助かるよ」
果南「だってさ?いっつも鞠莉は激しいスキンシップしかしてこないんだもん!」
果南「逆にこっちが何か仕掛けたら、急にしおらしい態度を取るんだよ!?」
果南「だから今度はこっちが仕掛けたかったから、ダイヤに協力してもらったってわけ」
ダイヤ「は、はぁ…」
21: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:39:04.63 ID:eP81CYEW.net
果南「今頃、頭の中がパニックになってるんだろうね。鞠莉のヤツ」
ダイヤ「まぁ、当然でしょうね」
果南「だけど!」
ダイヤ「?」
果南「このツン状態はキープするよ!まだまだ鞠莉には普通な感じで構ってもらいたいからね!」
ダイヤ「まぁ…作戦の判断は果南さんに委ねますが……友情を壊さない程度にしてくださいね?」
果南「大丈夫だよダイヤ。鞠莉に対しては…もう友情なんて安い感情は抱いていないから……!」
ダイヤ「かっこよく語る前にまずは教室掃除をしてきて下さい。今日は日直でしょう?」
果南「あ、そうだった」
ダイヤ「まぁ、当然でしょうね」
果南「だけど!」
ダイヤ「?」
果南「このツン状態はキープするよ!まだまだ鞠莉には普通な感じで構ってもらいたいからね!」
ダイヤ「まぁ…作戦の判断は果南さんに委ねますが……友情を壊さない程度にしてくださいね?」
果南「大丈夫だよダイヤ。鞠莉に対しては…もう友情なんて安い感情は抱いていないから……!」
ダイヤ「かっこよく語る前にまずは教室掃除をしてきて下さい。今日は日直でしょう?」
果南「あ、そうだった」
23: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:40:37.25 ID:eP81CYEW.net
ダイヤ(そしてそれから3日間)
ダイヤ(本当に果南さんは宣言通りの態度を取り続けました)
ダイヤ(その結果…)
ダイヤ(本当に果南さんは宣言通りの態度を取り続けました)
ダイヤ(その結果…)
24: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:42:40.26 ID:eP81CYEW.net
鞠莉「うぇぇぇん!」グスッ
果南「えっ!?あのっ…その…」オロオロ
千歌「果南ちゃん!?なんで鞠莉さん泣かしてるの!?」
果南「いや!これには事情があって…」
曜「あるわけないじゃん!だって、ここ最近の果南ちゃんはずっと鞠莉ちゃんに対しての態度が変だったもん!」
果南「だ、だから…!」
善子「最低ね、果南さん」
果南「善子まで…!」
果南「えっ!?あのっ…その…」オロオロ
千歌「果南ちゃん!?なんで鞠莉さん泣かしてるの!?」
果南「いや!これには事情があって…」
曜「あるわけないじゃん!だって、ここ最近の果南ちゃんはずっと鞠莉ちゃんに対しての態度が変だったもん!」
果南「だ、だから…!」
善子「最低ね、果南さん」
果南「善子まで…!」
27: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:44:24.79 ID:eP81CYEW.net
ダイヤ「だから言ったでしょう?程々にと」
果南「ダイヤ……」
ダイヤ「私は判断は委ねると告げましたよね?」
果南「分かってはいたけど…で、でも!」
ダイヤ「もうそろそろ止めにした方がいいのでは?」
ダイヤ「鞠莉さん?」
果南「ダイヤ……」
ダイヤ「私は判断は委ねると告げましたよね?」
果南「分かってはいたけど…で、でも!」
ダイヤ「もうそろそろ止めにした方がいいのでは?」
ダイヤ「鞠莉さん?」
30: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:47:47.85 ID:eP81CYEW.net
果南「え……?」
鞠莉 スクッ
鞠莉「果南ったら…引っかかっわね」ニヤリ
果南「え……え!?」
ダイヤ「つまりは」
ダイヤ「鞠莉さんをツンとさせたのをキッカケに、果南さんがキレたように見せかけ、鞠莉さんを構ってこさせるようにし、それを無視した挙句、号泣した鞠莉さんにオロオロするレアな果南さんを見る作戦ですわ」
ダイヤ「通称『ツン返し返し作戦』」
果南「なんじゃそりゃぁぁ!!」
鞠莉 スクッ
鞠莉「果南ったら…引っかかっわね」ニヤリ
果南「え……え!?」
ダイヤ「つまりは」
ダイヤ「鞠莉さんをツンとさせたのをキッカケに、果南さんがキレたように見せかけ、鞠莉さんを構ってこさせるようにし、それを無視した挙句、号泣した鞠莉さんにオロオロするレアな果南さんを見る作戦ですわ」
ダイヤ「通称『ツン返し返し作戦』」
果南「なんじゃそりゃぁぁ!!」
31: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:49:05.52 ID:eP81CYEW.net
果南「え……考案者は?」
全員 ユビサシ
ダイヤ「ふふん」ドヤガオ
果南(最初っから全部ダイヤの手のひらの上で踊らされてたのかぁぁ!?)
全員 ユビサシ
ダイヤ「ふふん」ドヤガオ
果南(最初っから全部ダイヤの手のひらの上で踊らされてたのかぁぁ!?)
37: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:52:19.53 ID:eP81CYEW.net
鞠莉「果南ったら…どんなにスキンシップ激しくしても、いっつもワンパターンのアクションしかしないでしょ?」
鞠莉「だからこそ!今回の作戦を取ったのよ!」
果南「マジで……?」
鞠莉「マジよ!あぁ……オロオロ果南!本当に癖になっちゃいそうな可愛さだったわぁ!」ツヤツヤ
鞠莉「けれど、もうあれが見れないとなると…」
ツンツン
鞠莉「ん?」クルッ
ダイヤ スマホサシダシ
全員「れ、連写してる…!?」
鞠莉「あなたが神か」
果南「なっ…!いつの間に!?」
善子(ダイヤさん有能過ぎでしょ…)
鞠莉「だからこそ!今回の作戦を取ったのよ!」
果南「マジで……?」
鞠莉「マジよ!あぁ……オロオロ果南!本当に癖になっちゃいそうな可愛さだったわぁ!」ツヤツヤ
鞠莉「けれど、もうあれが見れないとなると…」
ツンツン
鞠莉「ん?」クルッ
ダイヤ スマホサシダシ
全員「れ、連写してる…!?」
鞠莉「あなたが神か」
果南「なっ…!いつの間に!?」
善子(ダイヤさん有能過ぎでしょ…)
38: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:55:52.60 ID:eP81CYEW.net
鞠莉「何円?」コソコソ
ダイヤ「300円。ルビィがノートを切らせているので、買い足したいのです」
鞠莉「払いましょう」グッ
ダイヤ「毎度ありですわ」グッ
果南「こらーーっ!何、変な約束してんのぉぉ!?」
鞠莉「うわっ!果南がキレた!」スタコラ
果南「演技じゃないからね!?マジで切れてるんだからね!?」ドタタタ
ダイヤ「あらあら…」
ダイヤ-!アナタモオボエトキナサイヨ-!?
ダイヤ「ひえっ」
ダイヤ「300円。ルビィがノートを切らせているので、買い足したいのです」
鞠莉「払いましょう」グッ
ダイヤ「毎度ありですわ」グッ
果南「こらーーっ!何、変な約束してんのぉぉ!?」
鞠莉「うわっ!果南がキレた!」スタコラ
果南「演技じゃないからね!?マジで切れてるんだからね!?」ドタタタ
ダイヤ「あらあら…」
ダイヤ-!アナタモオボエトキナサイヨ-!?
ダイヤ「ひえっ」
41: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 01:57:23.53 ID:eP81CYEW.net
鞠莉「あははは!果南!楽しいわね」
果南「楽しくないーー!!写真消してよーー!!」
鞠莉「Refuse!絶対にイヤよ!!」
果南「鞠莉ーーっ!!」
果南「楽しくないーー!!写真消してよーー!!」
鞠莉「Refuse!絶対にイヤよ!!」
果南「鞠莉ーーっ!!」
42: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 02:01:17.97 ID:eP81CYEW.net
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーー
鞠莉「なんて事もあったわよね、果南?」
果南「懐かしいねー、あれって3年くらい前?」
鞠莉「そうね」
果南「……もしかして、まだ保存してるの?」
鞠莉「もっちろん!小原家最高のシステムを、使って厳重にデータ保管してるわ!」
果南「なんでそんなに用意周到なわけ…」
鞠莉「むふふ」
果南「別にそんなことしなくても…今ならいくらでも…/////」ボソボソ
鞠莉「ん?何か言った?」
果南「べ、別になんでもないよ!ほら!早くしないと講義始まっちゃうよ!?」
鞠莉「あ、そうだったわね!じゃあ、おっ先ー!」
果南「あ、待ってよ!鞠莉ーーっ!」
ーーーーーーーーー
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鞠莉「なんて事もあったわよね、果南?」
果南「懐かしいねー、あれって3年くらい前?」
鞠莉「そうね」
果南「……もしかして、まだ保存してるの?」
鞠莉「もっちろん!小原家最高のシステムを、使って厳重にデータ保管してるわ!」
果南「なんでそんなに用意周到なわけ…」
鞠莉「むふふ」
果南「別にそんなことしなくても…今ならいくらでも…/////」ボソボソ
鞠莉「ん?何か言った?」
果南「べ、別になんでもないよ!ほら!早くしないと講義始まっちゃうよ!?」
鞠莉「あ、そうだったわね!じゃあ、おっ先ー!」
果南「あ、待ってよ!鞠莉ーーっ!」
43: (たこやき)@\(^o^)/ 2017/03/13(月) 02:02:24.31 ID:eP81CYEW.net
~完~
そして、かなまりの為に暗躍した黒澤ダイヤの名は永遠に語り継がれる事となるのであった
そして、かなまりの為に暗躍した黒澤ダイヤの名は永遠に語り継がれる事となるのであった
引用元: http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1489335422/