【SS】侑「カップリングSS自販機?」@

SS


1: (筆) 2023/01/31(火) 13:47:42.18 ID:U3Kicvn2
侑(いや〜今日も寒い寒い……)ブルブル

侑(買い物終わったし、早くあったかいお風呂に浸かりたい…)トコトコ

侑(……ん?)ピタッ

侑(こんなところに自動販売機なんてあったっけ?)

侑(まあいいや、ちょうど体冷えてるし、何かあったかい飲み物買って帰ろ♪)

侑(なになに……カップリングSS自販機?)

侑(よくわからないけど、買ってみよう)チャリン


==========

カップリングSS自販機では、この時期嬉しい「あったか〜い」飲み物を取り揃えています。

内容量は出てからのお楽しみです。在庫は5本あります。

好きなカップリングとお題を入力してください。

プロジェクトを跨ぐメンバー同士の飲み物や、R18の飲み物は取り揃えていません。

無効な注文の場合は、その下を取ります。


・ほのうみ、放課後
・ことりじ、料理対決
・ようちか、バレンタイン
・ゆうぽむ、新婚生活
・にほスイ、旅行
・クゥすみ、寒中水泳
 
3: (もんじゃ) 2023/01/31(火) 13:49:01.43 ID:KnEb5dM5
ゆうぽむ 新婚生活@
 
4: (もんじゃ) 2023/01/31(火) 13:49:27.19 ID:9KSiLc7h
しおしず 生徒会室
 
5: (茸) 2023/01/31(火) 13:50:35.48 ID:iWGWOspq
ようよし 炬燵
 
6: (茸) 2023/01/31(火) 13:50:45.92 ID:LBB4y6Mu
ゆうしず 先輩後輩逆転if
 
7: (ささかまぼこ) 2023/01/31(火) 13:53:51.12 ID:OUQJ/Hf8
りなかり はんぺん
 
15: (筆) 2023/01/31(火) 14:15:36.78 ID:U3Kicvn2
侑「ごめん、先着順って言ってなかった!」アセアセ

侑「買えるだけ、 >>7 まで注文しておいたよ」

侑「みんな、たくさん注文してくれてありがとう!」

侑「もうちょっと待っててね」
 
21: (筆) 2023/01/31(火) 14:50:56.75 ID:U3Kicvn2
>>3
ゆうぽむ、新婚生活

侑「……ふぅ」

侑「ようやく一息ついたね〜歩夢〜」グデー

歩夢「そうだね、侑ちゃん」フフッ

歩夢「婚姻届を出してからというもの、結婚式だったり、引っ越しだったり、いろいろ大変だったもんね」

侑「いや〜結婚式のときの歩夢、本当に可愛かったな〜」ニヤニヤ

侑「もちろんいつも可愛いけど、あのときは世界で一番麗しかったというか……」

侑「世界の誰よりも幸せにするんだって本気で思ったよ」フフッ

歩夢「も、もう!またそんなこと言って!!///」

歩夢「調子の良いこと言ったって何も出ないんだからね!///」ポカポカ

侑「ふふっ、私のお嫁さんはかわいいな〜」ナデナデ

歩夢「もうっ!///」
 
22: (筆) 2023/01/31(火) 14:51:26.21 ID:U3Kicvn2
侑「……」

侑「私たち、結婚しちゃったね」

歩夢「…どうしたの、急に?」

侑「いやさ、実はまだあんまり実感なくて…」

侑「私たちって小さい時からいつも一緒にいたじゃん?」

侑「だからさ、いざこうして歩夢と一緒に住むってなっても、今までの生活とあまり変わらないなって思ってさ」

歩夢「そうだね。私も、良い意味で目新しさはあまりないかも」

歩夢「家が変わったから、周りがなんだか見慣れないな〜くらいかな」フフッ

侑「確かに、それは私も思う!」
 
23: (筆) 2023/01/31(火) 14:52:17.12 ID:U3Kicvn2
侑「……でもね、一つだけ大きく変わったことがあるよ」

歩夢「え?なになに?」キョトン

侑「…それはね、私たちが家族になったこと」

侑「今までは『この先もずっと一緒にいれたら良いね〜』って感じだったけど…」

侑「私はこの先の人生をこの人と共に歩んでいくんだって、この人を守っていくんだって、そう思っているよ」ギュッ

歩夢「!!///」ドキッ

歩夢「ゆ、侑ちゃん…///」ドキドキ

侑「…歩夢と歩む。なんちゃって」プヒョヒョヒョヒョ

歩夢「もうっ!今すっごく良い雰囲気だったのに!」ポコムポコム

侑「ごめんごめん」アハハ

歩夢(……でも、侑ちゃんの気持ちは伝わっているよ)

歩夢(そうやって真っ直ぐ気持ちを伝えてくれるところ、大好き)
 
24: (筆) 2023/01/31(火) 14:52:50.80 ID:U3Kicvn2
侑「…さて、そろそろ朝ご飯にしよっか」

侑「歩夢は何食べたい?」

侑「YUber Eatsで注文するよ!」っ📱

歩夢「う〜ん……」

歩夢「…せっかく久しぶりの休日だし、一緒に作らない?」ウワメ

侑「!」ドキッ

侑「う、うん、そうしよっか///」

歩夢「?」

侑(…歩夢の上目遣い、ほんと破壊力やばいなぁ///)ドキドキ

侑(昔からやられっぱなしだよ///)ドキドキ
 
25: (筆) 2023/01/31(火) 14:53:26.69 ID:U3Kicvn2
=== しばらくして……

侑「できた〜!」

歩夢「うふふっ、とっても美味しそうだね」

侑「そりゃ私自慢のお嫁さんが作ったご飯だからね〜♡」イチャイチャ

歩夢「もう〜。侑ちゃんだって私のお嫁さんなのに〜♡」イチャイチャ

侑「それじゃ、手を合わせて」

⎛(cV„Ò ᴗ ÓV⎞っ🥢
@ cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ っ🥢

侑「いただきますっ!」

歩夢「いただきます」

侑「う〜んやっぱりはゆむのたまごやきはおいしいね〜」モグモグ

歩夢「もう。食べながら話すのは行儀悪いよ」クスクス
 
27: (筆) 2023/01/31(火) 14:55:02.24 ID:U3Kicvn2
歩夢「……」

歩夢「侑ちゃん」

侑「ん?」モグモグ

歩夢「…はい、あ〜ん♡」スッ

侑「ッッ!?!?」

侑「ゴホッゴホッ」

歩夢「だ、大丈夫?」アセアセ

侑「だ、だいじょうぶ……」

侑(……あのさ、二人っきりの状況で、歩夢のあ〜んはヤバくない???)

侑(高校生の時も何度かやってもらったけどさ、あれは外だったじゃん)

侑(いや外もアレだけど、ガヤガヤしてたりするからさ…)

侑(みんなも想像してみて。今は私たちだけの家。本当の意味での二人っきりのあ〜んは破壊力が…)クラクラ

侑「…我が生涯に、一片の悔いなし」

歩夢「まだ早いよ!?」
 
28: (筆) 2023/01/31(火) 14:56:06.48 ID:U3Kicvn2
侑「ふぅ、美味しかったね!」

歩夢「そうだね。侑ちゃんもどんどん料理うまくなってるよ!」

歩夢「すっかり自慢のお嫁さんだもん!」

侑「そ、そうかな…///」テレテレ

侑「……」

侑「…さてと、今日はどうしよっか」

侑「歩夢、これから一緒に出かけない?」

侑「久しぶりにデートしようよ!」

歩夢「いいね!」

歩夢「……でも」

侑「?」

歩夢「…久しぶりに一日中ゆっくり二人っきりなんだもん。ずっとお家デートが良いかも///」

侑「そ、そっか///」

歩夢「そ、そうだ!///」

歩夢「今日は天気も良いし、お布団干そっか///」ドキドキ

侑「え?昨日干したばっかりじゃ……」

歩夢「えっ…///」ハッ

侑「あっ…なるほど…///」

歩夢「な、なんでもない!!!やっぱり干すのヤメ!!///」ドタバタ

侑「べ、別に良いよ〜///」アセアセ

侑「じゃあ、今日は早めに寝よっか///」

歩夢「……うん///」
 
30: (筆) 2023/01/31(火) 14:56:49.38 ID:U3Kicvn2
侑(……)

侑(いや〜私のお嫁さんは何てピュアで可愛いんだろうか…///)

侑(…これまでもずっと一緒にいたけど、今こうして生活を共にする中で、新しいこともたくさんある)

侑(きっとこれから、好きなところも、ちょっぴり嫌なところもお互いもっともっと知っていって)

侑(もっとお互いを好きになると思う!)

侑(…あと、ちょっと今日はヤバいかも///)ドキドキ

侑(わ、私、耐えられるかな……)ドキドキ


🌸cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ゆうぽむ ♡Happy End♡⎛(V> ᴗ <„Vɔ⎞

「ゆうぽむ、新婚生活」おしまい
 
36: (筆) 2023/01/31(火) 15:44:38.26 ID:U3Kicvn2
>>4
しおしず、生徒会室

[生徒会室]

栞子「……」カタカタ

栞子「……」カタカタ

栞子「…ふぅ」

栞子「長時間のデスクワークとなると、やはり疲れますね」ノビー

栞子「今は放課後、同好会の皆さんはもう練習を始めている頃でしょう」

栞子「早く終わらせて、私も練習に参加しなくては」

栞子「あと少し、頑張りましょう」カタカタ

🚪コンコン

栞子(…どなたでしょうか?)

栞子「はい、どうぞ」

しずく「栞子さん、こんにちは」ガチャ

栞子「しずくさんでしたか、こんにちは」ニコッ

栞子「まだ練習着ではないのですね。練習は始まっていないのですか?」

しずく「私は今日は遅れて行くんです」

しずく「これ、演劇部の講堂使用許可書です。よろしくお願いします」っ📄

栞子「了解しました」

栞子「しずくさんでしたら大丈夫だとは思いますが、念の為内容を確認しますね」
 
37: (筆) 2023/01/31(火) 15:45:31.79 ID:U3Kicvn2
栞子「……」

しずく(……)

栞子「……」ペラッ

しずく(…栞子さん、まつ毛長いなぁ。お顔も整っていて良いなぁ)

しずく(大和撫子って感じだよね…)

しずく(可愛いというか、美しいというか…)

しずく(好きだなぁ…)ボソッ

栞子「……聞こえていますよ///」

しずく「えっ!?///」ドキッ

しずく「ご、ごめんなさい、つい美人さんだなって…///」ドキドキ

栞子「いえ、別に悪い言葉ではないので……ありがとうございます///」

栞子「…ゴホン」

栞子「提出いただいた資料ですが、特に問題はなさそうです」

栞子「このまま学園に話を通しますね」

しずく「あ、ありがとう」
 
38: (筆) 2023/01/31(火) 15:46:32.34 ID:U3Kicvn2
しずく「…放課後遅い時は、いつも一人で作業しているの?」

栞子「いいえ、生徒会の皆さんがいることもありますし、たまにせつ菜さんが手伝いに来てくださったりします」

しずく「そ、そうなんだ…」

栞子「はい…」

しずく「……」

栞子「……」

しずく「……」

栞子「……」

しずく(ちょっと気まずい…)

しずく(せっかく二人きりのチャンス。ここは勇気を出さなきゃ…!)

しずく(私は大女優。私は大女優…)

「「あ、あのっ」」

しずく「!!」ドキッ

栞子「!!」ドキッ

栞子「し、しずくさんからどうぞ!///」

しずく「いえいえ、栞子さんが先に…///」
 
39: (筆) 2023/01/31(火) 15:47:39.89 ID:U3Kicvn2
栞子「では、同好会の皆さんに、少し参加が遅れると伝えておいていただけますか?」

しずく「わ、わかりました」

しずく「……」

しずく(覚悟を決めよう)

栞子「しずくさんは何を言おうと?」

しずく「…あのっ、今日練習が終わったら、少しだけ一緒に寄り道しない?」

栞子「へっ?」

しずく「今日の練習は、ダンスを全体で確認してあとは自主練だから、早めに帰っても大丈夫なの」

しずく「ダメでしょうか…?」ウワメ

栞子(うっ……///)ドキッ

栞子(…さすが演劇部だけあって、これは断れません。いや、もともと断る気はないですが)

栞子(しずくさんは普段澄ましたお顔をしてるので、そのギャップも相まってより刺さります…///)
 
41: (筆) 2023/01/31(火) 15:49:13.27 ID:U3Kicvn2
栞子「も、もちろん大丈夫です///」アセアセ

栞子「家には少し遅くなると伝えておきます…///」

しずく「ありがとう♡」

しずく「楽しみにしてるね」ギュッ

栞子(止めてください!!もう私のライフはゼロです///)ドキドキ

しずく「それじゃ、また後で」フリフリ

🚪バタン

栞子(……///)ドキドキ

栞子(一瞬のような、永遠のような、不思議な時間でした…///)ドキドキ

栞子(…でも、ご褒美が待ってると思ったら、残りの仕事もすぐ終わる気がしてきました)

栞子(早くこなして、練習に向かいましょう!)カタカタ
 
43: (筆) 2023/01/31(火) 15:50:47.32 ID:U3Kicvn2
[生徒会室前の廊下]

しずく(……)

しずく(さ、誘っちゃった誘っちゃった!!///)アワアワ

しずく(どうしよう!!勢いで言っちゃって、どこに行くか何も決めてないのに///)

しずく(で、でも、栞子さんとお出かけできるチャンスをせっかく掴んだんだもんっ!)グッ

しずく(今からデートプランを考えなくては!)メラメラ




かすみ「しず子遅いな〜と思って適当に探してたら、生徒会室前にいるね」ボソボソ

かすみ「頭抱えて顔真っ赤にしたり、ガッツポーズしたり、どうしたんだろ?」ボソボソ

璃奈「かすみちゃん、それは言わないお約束だよ」ボソボソ

璃奈「璃奈ちゃんボード『Ah恋してる My恋なんだ』」


「しおしず、生徒会室」おしまい
 
46: (筆) 2023/01/31(火) 16:40:56.28 ID:U3Kicvn2
>>5
ようよし、炬燵

[善子の部屋]

曜「よ〜しこ〜みかん無くなった〜」ヌクヌク

善子「それは良かったわね。あとヨハネよ」ヌクヌク

曜「みかんの追加、お願いしますゞ」ヌクヌク

善子「いや自分で取ってきなさいよ!私は食べないのよ!」

善子「千歌といい、花丸といい、なんであんな悪魔みたいな味が好きなのかしら…」

曜「ちなみに千歌ちゃんが好きなのはみかんじゃないよ〜。みかん!だよ〜」

善子「屁理屈言うな!話し言葉で言われても分からないわよ!」

曜「みかんだけどさ〜善子ちゃんのお母さんに頼まなきゃいけないじゃん〜」

曜「私が言うの何か悪いし、善子ちゃんが行ってきてよ〜」グデー

善子「だから私は食べないのよ。あとヨハネ」

曜「そこをなんとかさ〜」

善子「寒いのよ…こたつから出るの…」

曜「私が寒いの苦手なの、知ってるでしょ〜」

曜「お願い、ヨハネちゃん♡」

善子「……調子いいんだから。ちょっと待ってなさい」スッ

曜「さすが。ウチの善子は違うね」

善子「あんた誰よ!あとヨハネよっ!」
 
47: (筆) 2023/01/31(火) 16:43:00.52 ID:U3Kicvn2
🚪ガチャッ

善子「ほら!曜の好きなみかん持ってきたわよ!」

善子「あれ…?どこに行ったのかしら?」キョロキョロ

善子「トイレにでも行ったのかしらね?」

善子「まあ寒いし、こたつ入って待ってましょ」イソイソ

「よ〜しこ〜!!(*> ᴗ •*)ゞ」

善子「あひゃああぁぁああああ!!」ビクッ

曜「あはははっっ。善子ちゃんびっくりしすぎ!」ケラケラ

曜「こたつから飛び出しドッキリ、大成功であります!」

善子「あ、あんたね〜!」

曜「まあまあ良いではありませんか〜」

曜「あ、みかんありがとう。面白い顔の善子ちゃん見ながら食べるみかんもなかなか良いね」モグモグ

善子「人の顔をみかんのダシにするな〜!」
 
48: (筆) 2023/01/31(火) 16:44:55.83 ID:U3Kicvn2
曜「……善子ちゃん、いつもありがとうね」

善子「な、何よ急に?みかんならもうないわよ!」

曜「いやそうじゃなくて…」アハハ

曜「なんかこうして、たわいもないことで盛り上がれる後輩ができて嬉しいなって」

善子「…そう」

曜「これからも、地元愛コンビとして仲良くしてくれる?」

善子「…当たり前じゃない」

善子「私たちは沼津方面なんだから他の7人より家近いし、いつでも遊びに来なさいよ」

曜「ありがとう!ウチに来ても良いYO〜!」

善子「はいはい、気が向いたら行くわよ」
 
49: (筆) 2023/01/31(火) 16:48:00.55 ID:U3Kicvn2
曜「…それじゃ、そろそろ帰るね」

善子「あら、早いのね。まだ夕方前だしもう少しゆっくりしていけば良いのに」

曜「…日が沈めば、より気温が下がって曜ちゃんは動けなくなるのです」ブルブル

善子「そうだったわね」クスクス

曜「じゃあ、また明日学校で」フリフリ

善子「気をつけて帰りなさいよ」フリフリ

善子(……)

善子(…久しぶりに楽しい日曜日だったわ)

善子(ちょっと名残惜しいかも)フフッ

曜「善子ちゃん」

善子「何?」

曜「好きだよ」

善子「は?///」ドキッ

曜「じゃあね〜」タッタッ

善子(……は!?はぁ!?///)ドキドキ

善子(何なのよあの先輩!///)ドキドキ

善子(去り際に何言ってくれてんのよ///)ドキドキ

善子「あとヨハネよ〜!!!///」





曜(……)タッタッ

曜(……言っちゃった///)


「ようよし、炬燵」おしまい
 
51: (筆) 2023/01/31(火) 17:50:47.18 ID:U3Kicvn2
>>6
ゆうしず、先輩後輩逆転if

[東京テレポート駅]

侑「……」ソワソワ

侑「……」ソワソワ

しずく「あっ!侑さん」

侑「!!」クルッ

しずく「遅れてごめんなさい、待った?」

侑「全然待ってないですよ!今来たばかりです」

侑「それにしずくさんは家が遠いですし、これくらいへっちゃらですっ!」

しずく「そっか、ありがとう」

侑「…それよりも」

しずく「?」

侑「今日のしずくさんのお洋服、とても素敵ですね……///」ジ-

侑「思わず見惚れちゃいました///」

しずく「あ、ありがとう///」

侑「そ、それじゃあ、行きましょうか///」ギュッ

しずく「そ、そうだね///」ギュッ
 
52: (筆) 2023/01/31(火) 17:51:09.81 ID:U3Kicvn2
[映画館]

侑「まずは映画館ですか!」

しずく「デートでは定番だけど、観たい作品があるから外せなくて…!」

侑「もちろんですっ!」

侑「私はしずくさんが大好きなもの、たくさん知りたいって思っています!」ズイッ

しずく「そっか、ありがとう///」

しずく「それじゃあ、この作品を観よう!」
 
53: (筆) 2023/01/31(火) 17:52:25.48 ID:U3Kicvn2
しずく「……」ジーッ

侑「……」

侑(しずくさん、映画に夢中だなぁ)

侑(真剣な横顔、綺麗…///)ポーッ

侑(…おっといけないいけない、映画に集中しなきゃ!)

侑(…でも、これくらいは許されるよね?)

侑(えいっ!///)ギュッ

しずく(!!)ドキッ

しずく(…もう、侑さんたら。映画に集中できなくなっちゃうよ///)ドキドキ
 
54: (筆) 2023/01/31(火) 17:53:00.89 ID:U3Kicvn2
侑「いや〜面白かったですね!」

侑(本当は内容があんまり入ってこなかったけど///)

しずく「そうだね!あのシーンのセリフのときの表情がこうでその時のカットの演出が」ペラペラペラペラ

しずく(本当は何度も観てるから分かるだけだけど///)

しずく「……あっ!ごめんなさい」

しずく「また私ばかり話しちゃったね…」アセアセ

侑「そんなことないです!もっとお話聞かせてください!!」

しずく「ゆ、侑さん…」

しずく(私、この人のこと本当好きだ…)ボソッ

侑(……ちょっと聞こえてるんだよね///)
 
55: (筆) 2023/01/31(火) 17:53:32.45 ID:U3Kicvn2
[ライブ会場]

しずく「次はライブですか!」

侑「うん!最近注目のグループなんです!」キラキラ

しずく「ふふっ、侑さんはスクールアイドルに目がないね」

侑「もちろんですっ!」フンスッ

侑「あっ、そろそろ始まりそうですよ!」
 
56: (筆) 2023/01/31(火) 17:54:42.39 ID:U3Kicvn2
「さあ戦うんだいま 僕らの風巻き起こそう」

侑「うぉおおおおおお!!!か○んちゃぁあああんんんん!!!」ブンブン

「駆けのぼってくのさ 絶対負けない勝つんだ!」

侑「ちさ○ちゃんこっち向いてぇえええええ!!!」ブンブン

しずく(さすが侑さん、なかなか激しいですね…)クスクス

「ありがとうございました。ここからは自己紹介に移りたいと思います!」

侑「うぉおおおおおお!!!!」ブンブン

侑「スバラシイコエノヒトォォォオオオオ!!!」ブンブン

しずく(……)

侑「ぎゃらくしいぃぃいいいいいいいいい!!!!」ブンブン

侑「は○きれ゛ぇぇぇぇえん゛ん゛んんんッッッ!!!」ブンブン

しずく(……とはいえ、こんなに別の女の子に夢中なのは妬けてしまいます)ムスーッ
 
57: (筆) 2023/01/31(火) 17:55:16.28 ID:U3Kicvn2
侑「いや〜最高でしたね!!!」

しずく「…お疲れ様、汗拭く?」スッ

侑「ありがとう!可愛いタオルですね」フキフキ

しずく「……」

侑「それじゃ、このあとご飯行きましょうか?」

しずく「……」

侑「…しずくさん?」

しずく「…あっ。そうだね」アセアセ

侑(……)
 
58: (筆) 2023/01/31(火) 17:56:35.07 ID:U3Kicvn2
侑「……」トコトコ

しずく「……」トコトコ

侑「…しずくさん、ちょっと怒ってる?」

しずく「べっ、別にそんなことないけど」ドキッ

侑「しずくさん、きっと自分では気づいていないかもしれないけど」

侑「表情を隠すの苦手ですよね?」

しずく「えっ?」

侑「すぐ顔に出ちゃいますよね」クスクス

侑「演劇部だから確かにカモフラージュは上手だけど、ずっと一緒にいると、なんとなくわかります」

しずく「……私が大根役者だって言うの?」ムー

侑「そ、そんなつもりはないけど!」アセアセ
 
59: (筆) 2023/01/31(火) 17:58:17.81 ID:U3Kicvn2
侑「……ライブが終わってから、ちょっと怒ってますよね?」

しずく「……」

侑「違ったらすみません、もしかして嫉妬してくれてますか?」

しずく「……///」

しずく「…そんなこと、ない///」プクー

侑「…そっか」

侑「嫌な気持ちにさせちゃったのならごめんなさい」ギュッ

侑「私、デートなのに、しずくさんの気持ち考えられていなかった」

侑「さっきはあんなに大声出しちゃったけど…」

侑「私が誰よりも応援しているのは……」

侑「……」チュッ

しずく「!!!///」ボンッ

侑「私の理想のヒロインは、しずくさんです…///」

しずく「……も、もうっ!///」ドキドキ

しずく「そうやって誰にでも甘い言葉かけたりキスしたりしてるんでしょ!///」

侑「ち、違いますよ!///」アセアセ

侑「こんなことするのはしずくさんだけです///」アセアセ

しずく「な、なら良いけどっ///」

侑「…本当にごめんなさい」ペコッ

しずく「…もう気にしてないよ」クスッ

しずく「デートの時間はまだたっぷりあるし、たくさん楽しもう♪」ギュッ

侑「…!!」パァッ

侑「はいっ!!」ギュッ
 
60: (筆) 2023/01/31(火) 17:59:30.00 ID:U3Kicvn2
[帰りの駅]

侑「…今日はあっという間でしたね」

しずく「そうだね」

侑「すっごく素敵な思い出になりました!ありがとう」

侑「また私とデートしてくれますか?」ギュッ

しずく「もちろん。喜んで!」ギュッ

侑「……」

しずく「……」

侑「……」

しずく「……」

侑「…名残惜しくて、別れたくないですね」アハハ

侑「寂しいですけど、また明日学校で会えるから我慢します!」

しずく「そうだね…」

侑「それじゃっ…!」

しずく「待って!」

侑「?」
 
61: (筆) 2023/01/31(火) 18:02:10.16 ID:U3Kicvn2
しずく「…最後に」

しずく「最後に一つだけお願いしても良いかな?」

侑「…どうぞ」

しずく「…私と二人きりの時だけは、敬語をやめてほしい///」

しずく「敬語だと、なんだか距離を感じちゃうから…///」

しずく「ダメ、かな?///」ギュッ

侑「!!///」ドキッ

侑「…もちろん、良いに決まってるよ///」

侑「…大好きだよ、しずくちゃん!」ギュッ

しずく「…はいっ、侑さん♡」ギュッ



「ゆうしず、先輩後輩逆転if」おしまい
 
63: (筆) 2023/01/31(火) 18:59:49.17 ID:U3Kicvn2
>>7
りなかり、はんぺん

[中庭]

璃奈「よしよし」ナデナデ

はんぺん「ニャー♪」

璃奈「今は昼休み。愛さんは部活の助っ人でいないから、今日のお昼は私一人」

璃奈「はんぺん、昼ごはんあげるね。ゆっくりお食べ」ジャラッ

璃奈「私は購買のパンを貪る」モグモグ

はんぺん「ニャー!!」ガツガツ

璃奈「こらはんぺん、ゆっくりだよ」

はんぺん「ニャー!!」ガツガツ

璃奈「…食事中の猫ちゃんは聞く耳を持たない」シュン

「あら、璃奈ちゃんじゃない!」

璃奈「?」

璃奈「あっ、こんにちは果林さん」

果林「こんにちは璃奈ちゃん。はんぺんちゃんも」ニコッ

果林「あら、食事中だったかしら?」クスクス

果林「璃奈ちゃんもお昼?今日は一人なの?」

璃奈「うん。愛さんは助っ人で席を外している」モグモグ

果林「そうなの。じゃあ、私がご一緒しても良いかしら?」

璃奈「もちろん。璃奈ちゃんボード『Of course.』」
 
64: (筆) 2023/01/31(火) 19:00:35.14 ID:U3Kicvn2
果林「はんぺんちゃんったら、良い食べっぷりね」クスクス

璃奈「うん。だけど最近ぽっちゃり気味だから餌の量には注意が必要」

果林「そうなのね」

果林「……逆に璃奈ちゃんは、もっと食べなきゃだめよ?」

果林「パンばっかりだと、体に良くないわ」

璃奈「わかってるけど、面倒くさくてご飯を作ろうと思わない」

璃奈「……そういう果林さんも、今日は野菜ジュースだけ。栄養が偏っている」

果林「…そうね。私たち、偏食コンビかも」フフッ

璃奈「共通点が見つけられて嬉しい。璃奈ちゃんボード『にっこりん』」

果林「その璃奈ちゃんボードはもっと良いときに使ってちょうだい」アセアセ
 
65: (筆) 2023/01/31(火) 19:01:11.30 ID:U3Kicvn2
はんぺん「…zzz」

果林「はんぺんちゃん、食べ終わったと思ったらすぐ寝ちゃったわね」

璃奈「これもぽっちゃりする要因」

璃奈「でも猫ちゃんは気まぐれだから、それを尊重している」

果林「…そう」

果林「じゃあ璃奈ちゃんも、たまには気まぐれに寝てみる?」

璃奈「え?」

果林「……」ポンポン

璃奈「…膝枕?」

果林「いつでもいらっしゃい」ニコッ

璃奈「…正直眠くはないけど、果林さんのふとももなんて滅多に体験できない」

璃奈「璃奈ちゃんボード『失礼します』」

果林「どうぞ」クスクス
 
66: (筆) 2023/01/31(火) 19:02:48.02 ID:U3Kicvn2
果林「……寝心地はどうかしら?」

璃奈「エマさんや彼方さんとは全然違う」

璃奈「とても弾力があって健康的」

璃奈「ただ、枕としては少し機能性に欠ける」

果林「あら、残念」

璃奈「……果林さんみたいにスタイルが良くなるためには、どうしたら良いの?」

果林「そうねぇ…」

果林「食に気をつけるとか、生活習慣に気をつけるとか、いろいろアドバイスはあるけれど…」

果林「私は、みんながみんな私みたいなスタイルを目指すべきではないと思うわ」

璃奈「…生まれつきもあるからってこと?」

果林「そうじゃなくて、一人ひとり魅力的なスタイルは違うからよ」

果林「璃奈ちゃんの場合、身長は高くはないけど、その分キュートさを出すことができる」

果林「だからシャープに見せるよりも、低身長を活かしてキュートさを引き立たせるスタイルを目指すべきだと思うわ」

璃奈「……私には難しいけど、人それぞれにあったスタイルがあることは分かった」

璃奈「私はどんなスタイルを目指すべきか、教えてほしい」

璃奈「璃奈ちゃんボード『適性λισ ⇁σμ』」
 
67: (筆) 2023/01/31(火) 19:04:13.15 ID:U3Kicvn2
果林「そうと決まったら、今日の練習はペアを組んで一緒にしましょうか」

璃奈「良いの?」

果林「ええ、もちろん。璃奈ちゃんの魅力アップのためだもの、一肌脱ぐわよ」

璃奈「ありがとう。楽しみ!」

璃奈「果林さん、好き」ギュッ

果林(……ッッ///)ドキッ

果林(璃奈ちゃんは確かに表情を出すのが苦手ではあるけれど…)

果林(気持ちをまっすぐに伝えるところと仕草のキュートさは、誰にも負けないと思うわ♪)

璃奈「璃奈ちゃんボード『やったるで〜!』」

はんぺん「zzz……♪」



「りなかり、はんぺん」おしまい
 
68: (筆) 2023/01/31(火) 19:07:27.98 ID:U3Kicvn2
@自販機前

侑「あら^〜。尊いSSがたくさん出てきて嬉しいよ!!」ムフフ

侑「歩夢との新婚生活はもちろんだけど、しずくちゃんとの先輩後輩逆転ifは可能性を感じてしまった…!」

侑「他のスクールアイドルのSSも素晴らしいなぁ…」

侑「まだまだ買い足りないっ!」チャリンチャリン

侑「…あれ?小銭が出てきちゃうよ?」チャリンチャリン

_人人人人人人_
> SOLD OUT <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

侑「う、うそ!売り切れ!?」

侑「そ、そんな……」

侑「まだまだあったか〜い飲み物を飲みたいのに…」ブルブル
 
69: (筆) 2023/01/31(火) 19:09:11.74 ID:U3Kicvn2
侑「…ん?誰かこっちに来てない?」

侑「あれは……もしかしてしずくちゃん!?」

しずく「あ、侑先輩💙 この自動販売機のユーザーだったんですね💙」

侑「いや、実は今日初めて買ったんだけどさ、これ最高だね!」

しずく「ですよね💙 私も愛用しています💙」

しずく「実は私、ここの作業員で、ちょうど飲み物を補充しに来たんですよ💙」

侑「えっっ!!!」

侑「ほんと!!今すぐお願い!」

しずく「もちろんです💙」

しずく「…ええと、補充分は5本になります💙」

侑「ありがとう!!他のお客さんが来る前に、全部買わなきゃ!」

しずく「ふふっ💙 すっかりハマっていますね💙」

しずく「よいしょ💙 よいしょ💙」ガコンガコン

しずく「ふぅ💙 侑先輩、補充終わりましたよ💙」

しずく「好きなだけ買ってくださいね💙 それでは💙」

侑「ありがとうしずくちゃん…!!!」

侑「それじゃあ早速、追加分を買おう!」チャリンリャリン
 
70: (筆) 2023/01/31(火) 19:09:54.58 ID:U3Kicvn2
=====

5本補充が入りました。先着順になります。

カップリングSS自販機では、この時期嬉しい「あったか〜い」飲み物を取り揃えています。

内容量は出てからのお楽しみです。好きなカップリングとお題を入力してください。

プロジェクトを跨ぐメンバー同士の飲み物や、R18の飲み物は取り揃えていません。

無効な注文の場合は、その下を取ります。


・ほのうみ、放課後
・ことりじ、料理対決
・ようちか、バレンタイン
・ゆうぽむ、新婚生活
・にほスイ、旅行
・クゥすみ、寒中水泳
 
71: (なっとう) 2023/01/31(火) 19:10:51.53 ID:irbwzTMB
ようりこ、高飛び込み
 
73: (茸) 2023/01/31(火) 19:15:21.38 ID:9i21a5DY
ちかダイ LINE
 
74: (ぎょうざ) 2023/01/31(火) 19:15:34.82 ID:V5PP2ZH5
ゆうせつ 告白
 
76: (しうまい) 2023/01/31(火) 19:17:40.19 ID:wLpfgyEC
かのちぃ いたずら
 
77: (たまごやき) 2023/01/31(火) 19:21:00.15 ID:ZRrCuzja
あゆりな
 
79: (たまごやき) 2023/01/31(火) 19:25:41.26 ID:ZRrCuzja
>>77
お題書いてなかった
一緒にお買い物
 
82: (SIM) 2023/01/31(火) 20:36:47.30 ID:/WW3Mksc
あったか~い飲み物の例として挙げられてるクゥすみ寒中水泳が普通に気になる 見せてくれ
 
91: (筆) 2023/02/01(水) 15:34:04.57 ID:Lzdodvqd
>>71
ようりこ、高飛び込み

[屋上]

果南「じゃあ、今日はこれでおしまい!」パンッ

果南「みんなお疲れ。水分補給忘れずにね!」

善子「あぁ……つ…疲れたわ…」ガクッ

ルビィ「善子ちゃん、いつもに増してフラフラだね」クスクス

花丸「最近寒いからって家に引き篭もってるからずら」クスクス

鞠莉「ダイヤ〜疲れた〜」ギュー

ダイヤ「こ、こら鞠莉さん!みんな見てますわよ///」

曜「千歌ちゃん梨子ちゃん、お疲れ様でありますゞ」

千歌「おつかれ〜。よーちゃんは体力があって良いな〜」

千歌「ねえ梨子ちゃ〜ん」グデー

梨子「ふふっ、そうね」
 
92: (筆) 2023/02/01(水) 15:34:57.81 ID:Lzdodvqd
千歌「あ、そういえばよーちゃん、明日は高飛び込みの大会だよね?」

千歌「見に行きたかったんだけど、家の手伝いがあって行けないんだ〜」

千歌「ごめんね〜」

曜「大丈夫であります!」

曜「まあ、いつも通り頑張ってくるよ」ニコッ

千歌「お手伝いしながら、全力で声援を送るね!」ビシッ

曜「あはは、ありがとう!」

梨子「……」

梨子(曜ちゃん、明日大会なんだ…)

梨子(……)

梨子(私、明日はちょうど空いてるし……行ってみようかな///)ドキドキ
 
93: (筆) 2023/02/01(水) 15:35:50.08 ID:Lzdodvqd
[帰り道🚌]

曜「じゃあ私、ここだから!二人ともまたね〜!」フリフリ

千歌「じゃ〜ね〜!」フリフリ

梨子「またね」フリフリ

梨子「……」

梨子「…千歌ちゃん」

千歌「ん?な〜に?」

梨子「……明日の曜ちゃんの大会ってさ、会場どこかわかる?」

千歌「えっと、確か沼津の方の大きな総合プールだったと思うよ」

千歌「もしかして梨子ちゃん、興味あるの?」

梨子「…うん。私、曜ちゃんの飛込見たことないから」

千歌「そっか!梨子ちゃんが行ったら、きっと曜ちゃんも喜ぶよ!」

千歌「空中の曜ちゃん、まるで空飛んでるみたいでかっこいいんだ〜」ニコニコ

梨子「ありがとう。行ってみるね」ニコッ

千歌「……梨子ちゃんさ、曜ちゃんのこと気になってるでしょ?」

梨子「…!!///」ドキッ

梨子「ち、千歌ちゃん!からかわないでよ!!///」ポカポカ

千歌「その反応、そうです!って言ってるようなもんだよ〜」ニヤニヤ

梨子「もうっ!///」ポカポカ
 
94: (筆) 2023/02/01(水) 15:36:23.64 ID:Lzdodvqd
[次の日]

ガヤガヤ

梨子(会場に着いたけど……)

梨子「飛び込み台、あんなに高いんだ……」

梨子(私だったら足がすくんで絶対立てない……)

梨子(あんな高いところから飛ぶなんて、ちょっと心配かも…)
 
95: (筆) 2023/02/01(水) 15:37:15.08 ID:Lzdodvqd
梨子(あ、高校生女子の部が始まったみたい)

梨子(曜ちゃんどこかな)キョロキョロ

曜「……」

梨子(あっ!見つけた!)

梨子(やっぱ曜ちゃん、スタイルいいなぁ…)ジー

曜「……」スタスタ

梨子(飛び込み台に登ってる……いよいよね)

梨子(やっぱり高すぎない!?怪我しないか心配…)ヒヤヒヤ

曜「…よっ」ヒュッ

梨子(と、飛んじゃった……)

梨子(す、すごい…空中であんなに回ってる…)

梨子(千歌ちゃんの言ってた、空飛んでるみたいっていうのもわかるかも)

梨子(着水もすごく静か……)

梨子(か、かっこいい…///)ドキドキ
 
96: (筆) 2023/02/01(水) 15:38:02.35 ID:Lzdodvqd
[会場の外]

曜(いや〜今日の飛び込みはまあまあだったな〜)トコトコ

曜(でも2位だったし、まずまずの結果かな〜)トコトコ

曜(さてと、家に帰ったら衣装の続きを…)

「よ、曜ちゃん!」

曜「ん?」クルッ

曜「梨子ちゃん!?どうしてここに!?」

梨子「あっ、言ってなくてごめんね」アセアセ

梨子「千歌ちゃんに場所を聞いて、こっそり見に来ていたの…///」

曜「そ、そうなんだ」
 
97: (筆) 2023/02/01(水) 15:39:40.72 ID:Lzdodvqd
曜「梨子ちゃんに見られてたなんて、なんだか恥ずかしいな〜///」テレテレ

曜「せっかく来てくれたのに、1位を取るところ見せられなくてごめんね」シュン

梨子「そ、そんなことないよ!」

梨子「2位だってとっても凄いじゃない!!」

梨子「私、見たの初めてだし全然詳しくないけど…」

梨子「指先まで意識されててすっごく綺麗で、とってもかっこ良かったもん!!」

曜「わ、わかったから///」アセアセ

曜「周りの人たち見てるから…///」アセアセ

梨子「!!」ハッ

アラ^~セイシュンネ~ リアジュウハゼロズラ ユウチャンモカッコイイヨ! アユム~ソンナコトナイヨ~

梨子「……///」

梨子「ごめんなさい、つい興奮して…///」ボソボソ

曜「だ、大丈夫///」

曜「気持ちは伝わったよ。ありがとう」ギュッ

梨子「!!///」ボンッ
 
98: (筆) 2023/02/01(水) 15:42:09.30 ID:Lzdodvqd
曜「あれ〜梨子ちゃ〜ん?」

曜「もしかして照れてるでありますか〜?」ニヤニヤ

梨子「もう曜ちゃん!からかわないで!///」

梨子「……」

梨子「…もし良かったら、この後どこか出かけない?」

曜「良いね〜!せっかくだから、一緒に沼津を楽しもう!」

梨子「ありがとう」

梨子「……じゃ、行きましょ///」ギュッ

曜「!!///」ドキッ

曜「……うん、行こっか!」ギュッ

曜(……)

曜(外はこんなに寒いのに、体はすっごく熱くなってる///)ドキドキ

曜(私、もしかして…///)ドキドキ



「ようりこ、高飛び込み」おしまい
 
104: (筆) 2023/02/01(水) 23:57:05.66 ID:Lzdodvqd
>>73
ちかダイ、LINE

CHIKA:ダイヤちゃ〜ん

CHIKA:お〜い

CHIKA:起きてる〜?

CHIKA:寝ちゃったかな??

CHIKA:。。。

CHIKA:だから〜何でもって言ってるでしょ!

ダイヤ:何でもって…オーケストラで踊るダンスパーティーとか?

CHIKA:起きてたんだね笑

ダイヤ:勉強してたので未読スルーしてました

CHIKA:ひどい!

CHIKA:私はこんなに愛しているのに…

ダイヤ:はいはい私も愛しています

CHIKA:やり直し!もっと気持ちを込めて

ダイヤ:じゃあ私は勉強に戻りますので失礼

CHIKA:ちょっと〜!

CHIKA:もっと構ってよ〜

CHIKA:お〜い

CHIKA:ねえねえ

CHIKA:。。。
 
105: (筆) 2023/02/01(水) 23:58:13.57 ID:Lzdodvqd
CHIKA:じゃあ私もここで勉強しようかな〜

CHIKA:実況するね

CHIKA:さあ千歌選手、本日はサボろうと思っていた宿題に手をかけました!

CHIKA:偉い!偉いぞ〜!

CHIKA:科目は化学のようです

CHIKA:おっ〜っと!ここでテキストをしまい、数学に切り替えた〜!

CHIKA:解説の千歌さん、これはどういうことなのでしょうか?

CHIKA:えぇそうですね。おそらく内容が分からないことを察知して、まだ解けそうな数学から手をつけようと思ったようです。

CHIKA:なるほど!英断だ!!

CHIKA:千歌選手、ここでページを開いた!

CHIKA:お〜っとページをペラペラめくりまくっています!これは一体…?

CHIKA:そうですね。これは授業中に寝て宿題の範囲を聞きそびれ、どこやれば良いかわからなくなっています。

CHIKA:な、なんと〜!これは可愛いミスだ〜!

CHIKA:これでは宿題ができません!

CHIKA:ここでいったんみかん休憩入ります〜!

ダイヤ:ダメダメではありませんか

CHIKA:あっダイヤちゃん♡

CHIKA:来てくれたんだね♡

ダイヤ:曜さんか梨子さんに範囲を聞きなさい

CHIKA:え〜めんどくさ〜い

CHIKA:そんなことより、私とお話ししようよ♡

CHIKA:ねえねえ、今週末とか空いてる?

CHIKA:お〜い!

CHIKA:お茶!

CHIKA:。。。

CHIKA:また勉学に戻られたみたいなのだ
 
106: (筆) 2023/02/01(水) 23:59:05.64 ID:Lzdodvqd
千歌「ダイヤちゃん、全然返してくれないじゃん」ムスー

千歌「勉強を邪魔してるのはわかるけど、もっと構ってほしいよ〜」

千歌「……」

千歌「それなら、私にも策があるよ!」

千歌「自撮りに挑戦するのだ!」

千歌「チカのキュートな自撮りを送ったら、あまりの可愛さに食いつくこと間違いなしだよね♡」

千歌「う〜んやっぱりチカって天才!」

千歌「さて、どんな写真が良いかな〜?」

千歌「上からのアングルで、上目遣いで…」グググッ

千歌「えいっ」パシャッ

千歌「どれどれ…」

千歌「…う〜ん。もっと刺激が欲しいな〜」

千歌「…!」ピカーン

千歌「そうだ!ちゅー待ちの顔にしよう!」

千歌「ダイヤちゃん、ああ見えてませてるからね。絶対食いつくよ!」
 
107: (筆) 2023/02/01(水) 23:59:59.81 ID:Lzdodvqd
千歌「それじゃ早速…」

千歌「……」パシャッ

千歌「お〜!」

千歌「我ながら可愛い。私だったらほっとけないね!」

千歌「さて、これを送信っと」タプタプ

千歌「文章はどうしようかな〜?」

千歌「ええと…」ウーン

千歌「『ダイヤちゃん、待たせちゃっても良いの……?』」

千歌「うん、天才だ。これで行こう!」

千歌「ちょ…ちょっと恥ずかしいけど…///」

千歌「これで送信!」ポチッ
 
108: (筆) 2023/02/02(木) 00:01:24.90 ID:nIRGxoj2
千歌「どうかな〜」ワクワク

📱<始めたいから始めると 決めてしまう強さが欲しい♪♪

千歌「おっ!早速ダイヤちゃんから電話来た!!」

千歌「これは大成功だね!」ムフフ

千歌「は〜い愛しのチカでs『千歌さん!!!!!!!!』

千歌「うわっ!」ビクッ

千歌「どうしたの〜ダイヤちゃ〜ん」

千歌「そんなにがっついちゃって〜♡」クスクス

ダイヤ『違いますわ!!!!』

ダイヤ『あなた、なんてものを投下してくれましたの…』

ダイヤ『通知をご覧なさい!!!』

千歌「えっ?どういうこと?」スッスッ

千歌「…あっ」


グループ『Aqours(9)』

CHIKA:写真
既読8

CHIKA:ダイヤちゃん、待たせちゃっても良いの……?
既読8

Mary:あら〜!これは可愛いわね〜!

かなん:@ダイヤ 待たせちゃっても良いの〜?笑笑

マル:だ、大胆ずら

†ヨハネ†:なかなかの天使ね

YOU:あちゃ〜千歌ちゃんやっちゃったね〜

ルビィ:あっ、おねえちゃんの部屋からめちゃくちゃドタドタ聞こえます

かなん:めっちゃ動揺してんじゃん笑

Rico:ちょっと千歌ちゃんもっと詳しく見せなさい画角は完璧だからもっとお顔をアップにした方が良いわねあと輝度を上げるともっと綺麗になるわよねえ他の写真はないの?

YOU:こっちは興奮してるし
 
109: (筆) 2023/02/02(木) 00:02:01.50 ID:nIRGxoj2
千歌「なっ…な……///」

千歌「やってしまったのだ///」

ダイヤ『なんてことですの…』

ダイヤ『またルビィにからかわれますわ…』

ダイヤ『いえ、問題はルビィではありません。明日学校に行ってみなさい』

ダイヤ『鞠莉さんと果南さんが地獄のように煽ってきますわ……』

ダイヤ『明日休もうかしら…』

千歌「さ、さすがにズル休みはダメだと思うけど…」

ダイヤ『あなたのせいではなくて!?』

千歌「ご、ごめんなさい……」
 
110: (筆) 2023/02/02(木) 00:03:10.65 ID:nIRGxoj2
ダイヤ『……はあ』

ダイヤ『千歌さん、よくお聞きなさい』

千歌「…はい」

ダイヤ『私は勉強中でしたの。それで早く返信ができないことは、許してください』

千歌「も、もちろんです!悪いのは私なので…」アセアセ

ダイヤ『……』

ダイヤ『…千歌さんが思っている以上に』

ダイヤ『私はいつもあなたに会いたいと思っていますわ……///』

千歌「えっ///」ドキッ

ダイヤ『そっ、それだけです!///』

ダイヤ『あなただけではないということを、忘れないでください』

ダイヤ『…あとあのような写真は!個人チャットでもぶっぶ〜ですわ!』

ダイヤ『節度を持ってくださいね!!』

ダイヤ『それではまた明日』ピッ

千歌「あっ…切れちゃった…」

千歌「……///」
 
111: (筆) 2023/02/02(木) 00:03:52.52 ID:nIRGxoj2
千歌(そっか…)

千歌(ダイヤちゃんも同じ気持ちだったんだ…///)

千歌(恥ずかしかったけど、それが聞けたから結果オーライかも///)

千歌「あっ!グループの写真忘れずに消さなきゃ!」

千歌「…ん?」ピコンピコンピコン

千歌「なんか梨子ちゃんからめちゃくちゃ個人チャット来てる……」
 
112: (筆) 2023/02/02(木) 00:05:20.39 ID:nIRGxoj2
|c||^.- ^|| 一方その頃わたくしは


グループ『Aqours3年(3)』

かなん:写真

かなん:ダイヤ、待たせちゃっても良いの……?

Mary:かwwなwwんwwww

Mary:変顔やめなさいwwww

ダイヤ:果南さん!!!怒りますわよ!!!

かなん:もう怒ってんじゃ〜ん

Mary:ダイヤが愛しの彼女を放っておくから、こういうincidentが発生するのデ〜ス

かなん:ダイヤのせいだね

ダイヤ:私はただ勉強していただけですのに〜!!



「ちかダイ、LINE」おしまい
 
117: (筆) 2023/02/02(木) 17:11:20.26 ID:nIRGxoj2
>>74
ゆうせつ、告白


[部室]

せつ菜「遅れてすみません!!みなさんお疲れ様です!!」ガラッ

しずく「お疲れ様です。今日も生徒会ですか?」

せつ菜「はいっ!引き継がなきゃいけないことがたくさんあるので!」

かすみ「せつ菜先輩、今日も相変わらず元気ですね…」

歩夢「この寒さも飛んでいっちゃいそうだね」クスクス

せつ菜「寒さには負けませんッッ!」ペカー!!

せつ菜(今日も同好会の活動が始まります!)

せつ菜(私が同好会が大好きな理由)

せつ菜(それは、自分を表現できるスクールアイドルに全力になれるのはもちろんですが……)

侑「お疲れ様〜せつ菜ちゃん。今日も元気だね!」ニコッ

せつ菜(…す、好きな人に会えるからです///)
 
118: (筆) 2023/02/02(木) 17:12:13.21 ID:nIRGxoj2
せつ菜(……侑さんが気になり始めたのは、私の中のスクールアイドルがもう一度始まったあの日)

せつ菜(屋上で披露したあの曲は、本当の私と向き合えた大切な一曲です)

せつ菜(そしてあの時、侑さんの想いの詰まった言葉に背中を押されました)

せつ菜(あの侑さんの言葉がなければ、今私はここにはいません)

せつ菜(本当の私を、私よりも理解しようとしてくれた侑さん…)

せつ菜(大好きを大切にする私にとって、惹かれるのはあっという間でした)
 
119: (筆) 2023/02/02(木) 17:13:09.59 ID:nIRGxoj2
せつ菜(最初は不思議な方だなと思うくらいでしたが……)

せつ菜(一緒に活動していくうち、私たちを一番に応援してくださる姿を見て、どんどん惹かれていきました)

せつ菜(音楽という自分で見つけた道にまっすぐなところも、すごく魅力的です)

せつ菜(…これまで勉強一筋だった私が、まさか恋を経験するとは思ってもいませんでした)

せつ菜(胸がキュッとなるこの感じ……不思議な気持ちです)

せつ菜(いつか私から思いを伝えられたら…

「せ〜つ菜ちゃん!」

せつ菜「へっ!?」ビクッ

侑「そんなに難しい顔してどうしたの〜?」

侑「最近忙しそうだし、無理しないでね」ニコッ

せつ菜「あ、ありがとうございます///」

せつ菜(……)

せつ菜(…こういう、仲間思いなところも好きです///)
 
120: (筆) 2023/02/02(木) 17:14:53.59 ID:nIRGxoj2
[グラウンド]

侑「は〜いあと一周!みんな頑張って!」

愛「いや〜さすがカリン!まだまだ余裕そうだね」タッタッ

果林「そういう愛だって、全然息を切らしていないじゃない」タッタッ

彼方「か、彼方ちゃん壊れちゃうよ〜」フラフラ

彼方「すやぴ」フラ~

栞子「彼方さん!グラウンドで寝ようとしないでください!」



せつ菜「……」タッタッ

せつ菜(侑さんへの気持ちは、日に日に大きくなっています)

せつ菜(最近、抑えるのが苦しくなってきました)

せつ菜(大好きな気持ちを目一杯表現したい私にとって、大好きを隠すというのは大きな負担のようです)

ランジュ「ゴール!ランジュが一番よ!!」

ミア「つ、疲れた……」

侑「みんなお疲れ様!ちゃんと水分補給してね!」

みんな「はーい!」

せつ菜(……でも)

歩夢「ふぅ、冬でもけっこう汗かくなぁ」フキフキ

侑「歩夢〜!」ギュッ

歩夢「ちょっと侑ちゃん!今汗かいてるからくっつかないで!///」

侑「そんな歩夢も可愛いYO!」ギュギュッ

歩夢「も、もう〜///」ポコムポコム

せつ菜(……)

せつ菜(正直、勝機があるとは思えません)

せつ菜(断られて傷つくくらいなら……そう思ってなかなか前に進めず、時間だけが過ぎていきます)
 
121: (筆) 2023/02/02(木) 17:16:40.16 ID:nIRGxoj2
[部室]

かすみ「えぇ!?エマ先輩と果林先輩が付き合った〜!?」

果林「え、ええ。そうなの///」

しずく「おめでとうございます。素敵です!」

璃奈「とってもお似合い」

エマ「みんなありがとう///」

せつ菜(…まさか同好会の中でカップルができるとは)

せつ菜(オタクとしては最高の展開ですが、仲間となるとなんとも複雑な気持ちです)

かすみ「一体どっちが告白したんですか!?」

果林「……私よ」

栞子「勇気がありますね」

果林「まあ、自分の気持ちに素直にならなきゃって思ったのよ」

果林「…同じ学科に相談相手もいたから」

彼方「はいは〜い。恋のキューピットとなった彼方ちゃんで〜す」

彼方「いや〜正直お互い好きなのはわかってたから、くっつくのは時間の問題だったんだぜ〜」エッヘン

エマ「なんだか恥ずかしいね///」

侑「でも、いつも二人は一緒にいるから、もし失敗しちゃってたら気まずくなっちゃったよね…」

せつ菜(……!)

侑「それでも告白できるのって、すごく勇気がいると思う。私尊敬します!」

果林「ありがとう。後悔だけはしたくなかったのよ」

果林「さあこの話はもうおしまいっ!今日も練習始めるわよ!」パンッ



せつ菜(…さすが果林さんです)

せつ菜(私に その一歩を踏み出す勇気はありません)

果林「……」
 
122: (筆) 2023/02/02(木) 17:17:35.24 ID:nIRGxoj2
[休憩時間]


かすみ「あ゛〜疲れました〜」フラフラ

しずく「かすみさん、可愛くない声が出てるよ」クスクス

璃奈「璃奈ちゃんボード『風呂上がりに一杯ひっかけるおっさん』」

かすみ「ちょっとりな子〜!なにそのボード!!」プンプン



せつ菜「……ふぅ」

せつ菜(私も少し疲れましたね)

せつ菜「ちょっと飲み物買ってきます!」スッ

果林「あっ。せつ菜、ご一緒しても良いかしら?」スッ

せつ菜「え?もちろんです!!」ペカー

せつ菜(果林さん、まさか自動販売機の場所がわからない…?)

果林(…この子、なんか失礼なこと考えてない?)
 
123: (筆) 2023/02/02(木) 17:18:08.12 ID:nIRGxoj2
[自販機コーナー]

果林「はい、どうぞ」スッ

果林「あったかいコーヒーだけど、良いかしら?」

せつ菜「えっ!私の分まで買っていただいたのですか?」

せつ菜「お金払いますが…」アセアセ

果林「良いのよ。たまには先輩面させてちょうだい」

せつ菜「果林さんは、いつもカッコ良い先輩ですよ!」

果林「ふふっ、ありがとう」

せつ菜「ではこちらは、ありがたく頂戴しますね」

果林「もちろん」ニコッ
 
124: (筆) 2023/02/02(木) 17:19:31.08 ID:nIRGxoj2
果林「…ところでせつ菜、単刀直入に訊くけど」

せつ菜「なんでしょうか?」

せつ菜「……まさか、同好会への道がわからない…とか?」

果林「違うわよ!!///」

果林「……あなた、最近ちょっと様子が変じゃない?」

せつ菜「えっ?そ、そうでしょうか?」アセアセ

果林「ええ、考える顔をすることが多い気がするわ」

果林「……確信したのは、さっきエマとの話をした時よ」

果林「あなた今、何かに悩んでるんじゃない?」

せつ菜「!!」ドキッ

せつ菜「なっ、なんの話ですか!!///」

せつ菜「わわわわ私が恋なんて、ちっとも興味ないですよ!///」

果林「…元生徒会長さんなのに、そこまでわかりやすい反応するのね」

果林「誰も恋なんて言ってないわよ」クスクス

せつ菜「……不覚です」ガクッ
 
125: (筆) 2023/02/02(木) 17:20:25.67 ID:nIRGxoj2
せつ菜「…実はそうなんです」

果林「大好きを人一倍出すせつ菜が、そんなに奥手なんてらしくないんじゃない?」

せつ菜「さすが果林さん、痛いところを突きますね」

せつ菜「…私だって、出せるものなら早く出して楽になりたいんです」

せつ菜「でも……伝えられない事情があって…」

果林「…想いを寄せている人に、好きな人がいる、とか?」

せつ菜「……」コクッ

果林「……そう」
 
126: (筆) 2023/02/02(木) 17:21:38.85 ID:nIRGxoj2
果林「…これから言うことは、あくまで参考にして頂戴」

果林「私がエマに想いを伝えたのはね、さっきも言った通り後悔したくないから」

果林「私たちには、あまり時間がないもの」

せつ菜「…!」

果林「私たち3年生は、もうすぐ卒業するの」

果林「エマの場合、スイスに帰ってしまうかもしれない」

果林「もしスイスに帰って会えなくなってしまったら?この先疎遠になってしまったら?」

果林「…そんな考えが頭の中をぐるぐるしてたわ」

果林「だったら、確実に伝えられる今、伝えておこうと思ったのよ」

果林「おかげでエマとは、今まで以上に仲良くなったわ」

果林「もちろん、今まで以上にお互いを好きになった」

果林「仮にこの先、エマがスイスに帰ってしまったとしても、離れていても気持ちは一つだって自信を持って言えるわ」

せつ菜「…そう、だったんですか」
 
127: (筆) 2023/02/02(木) 17:23:51.55 ID:nIRGxoj2
果林「あなたの場合は、まだまだ時間があるし、私たちのように遠く離れる可能性もない」

果林「でも、あなたの思いを寄せる人は、好きな人がいるかもしれないんでしょう?」

せつ菜「…!」

果林「もしあなたが悩んでる間に、侑に恋人ができたとしたら、あなたはどう思うのかしら?」

せつ菜「!!」

果林「…きっと後悔するわよね」

果林「そして恋人がいる以上、もう侑に思いを伝えることもできなくなる」

果林「あなたのその大切にしてきた想いは、外に出すことのできぬまま、ずっと抱え続けなくてはいけないのよ」

果林「…それって、すごく辛いことじゃない?」

せつ菜「…はい、大好きを大切にする私にとって、一番辛いです」

果林「だったら、ダメもとでも伝えちゃった方が、きっと後悔はしないわ」

果林「失恋してしまっても、勇気を出して伝えられた自分に自信が持てるはずよ」

せつ菜「……」

せつ菜「…果林さん、ありがとうございます」

せつ菜「私、勇気を出して伝えてみようと思いますっ!」

せつ菜「それでは!!」タッタッ

果林「行ってらっしゃい」フフッ

果林「……」

果林「…やっぱり侑だったのね」

果林「頭は良いのに、こういうことは本当にわかりやすいんだから」クスクス

果林「応援してるわ、せつ菜」

果林(……ところで)

果林(部室はどっちに行けば良いのかしら?)
 
128: (筆) 2023/02/02(木) 17:25:04.56 ID:nIRGxoj2
[屋上]


せつ菜「……」

「あっ!せつ菜ちゃん!」

せつ菜「……」クルッ

せつ菜「……来てくれたんですね、侑さん」

侑「そりゃ、せつ菜ちゃんに呼び出されちゃったからね〜」

侑「練習終わりに二人で話がしたいなんて、急にどうしたの?」

侑「次の曲についての相談とかかな?」ニコッ

侑「あ!それともこの前の小テストの点数がバレたとか!?」

侑「それは勘弁してほしいな…」アセアセ

せつ菜「……ふふっ、人のテスト結果を調べるほど、私は酷くないですよ」クスクス

せつ菜「……」

せつ菜「侑さん」

侑「……なに?」
 
129: (筆) 2023/02/02(木) 17:27:07.41 ID:nIRGxoj2
せつ菜「私、あなたのことが好きです」

せつ菜「大好きです」

せつ菜「きっかけはここでした。そして気づいたらいつの間にか、侑さんを目で追うようになっていた」

せつ菜「侑さんを見るたび、侑さんと話すたび、どんどん好きになってしまいました」

せつ菜「この溢れる想いを伝えたくて、ここにお呼びしました」

せつ菜「……でも、私には勝機がないこともわかっています」

せつ菜「だからこうして気持ちだけでも…

侑「待った、それ以上は言わないで」スッ

侑「……」ギュッ

せつ菜「えっ…///」ドキッ

侑「せつ菜ちゃん、私からも言わせてもらうね」

侑「大好きだよ」

せつ菜「えっ…えっ…?///」アワアワ

侑「せつ菜ちゃんがこれから言おうとしたことは、何となくわかったよ」

侑「でも残念」

侑「私をよく見てたわりには、私の好きな人は見抜けなかったみたいだね」クスクス

侑「もう一度言うよ」

侑「私も、せつ菜ちゃんのことが好き」

せつ菜「……」

せつ菜「……」ポロポロ

侑「ああっ!泣かないで」アセアセ

せつ菜「……気持ちを伝えることができただけでも十分なのに、こんなに幸せで良いのでしょうか?」ポロポロ

侑「…その幸せを掴んだのは、紛れもなくせつ菜ちゃんの力だよ」ナデナデ
 
130: (筆) 2023/02/02(木) 17:29:46.66 ID:nIRGxoj2
侑「私は、一目惚れだった」

侑「スクールアイドルの優木せつ菜ちゃんのライブを初めて見たあの時…」

侑「スクールアイドル自体にときめいたと同時に、優木せつ菜という一人のスクールアイドルから目が離せなくなったんだ」

侑「それから調べるうちに、どんどん好きになった」

侑「そしてその気持ちは、単なる憧れや羨望ではないことに気づいたんだ」

侑「…あのときは、まだ一度も話したことなかったくせにね」クスクス

侑「そして、もっともっとせつ菜ちゃんを好きになって、等身大の菜々ちゃんを好きになって」

侑「今の私に至るよ」

侑「……ここだけの話、せつ菜ちゃんにどう話しかけようか、いつも一生懸命考えてたんだから///」

せつ菜「…ありがとうございます///」

せつ菜「大好きな人に、大好きと伝えていただけることって、こんなに幸せなんですね」

せつ菜「…これからも、スクールアイドルとして、一人の女性として」

せつ菜「侑さんにもっともっと好きになってもらえるように頑張りますね!」ニコッ

侑「うっ……///」

侑「まったく笑顔が可愛すぎなんだよなぁ。好きだなぁ」(ありがとう、これからもよろしくね!)

せつ菜「……逆ですよ///」



「ゆうせつ、告白」おしまい
 
137: (筆) 2023/02/03(金) 16:44:46.52 ID:LFI0bL4j
>>76
かのちぃ、いたずら

[澁谷家]

かのん「ただいま〜」ガラッ

千砂都「おじゃまします!」

かのん母「お帰りなさい。今日は千砂都ちゃんも一緒なのね」

ありあ「千砂都さん、こんにちは」ニコッ

千砂都「ありあちゃんお久しぶり!」

千砂都「まんまるも!」

まんまる(どうも)
 
138: (筆) 2023/02/03(金) 16:45:57.88 ID:LFI0bL4j
[かのんの部屋]

かのん「さあ上がって上がって」ガチャ

千砂都「ありがとう」

千砂都「いや〜かのんちゃんのお部屋に来るのも久しぶりだね〜」ノビー

かのん「そうだね、最近は練習忙しくてなかなか遊べなかったし…」

かのん「今日は練習お休みだったから、久しぶりにゆっくりおしゃべりできて嬉しいよ!」

千砂都「もちろん私も!」

かのちぃ「「うぃーっす♪」」ユビキス
 
139: (筆) 2023/02/03(金) 16:46:47.77 ID:LFI0bL4j
かのん「ちぃちゃん、何しよっか?」

千砂都「う〜ん」グーー

千砂都「…あっ///」

かのん「ふふっ、可愛いお腹の虫さんだね」クスクス

千砂都「今日は学校でテストもあったし、疲れてお腹空いてるのかも///」

かのん「…そう来ると思って」ゴソゴソ

かのん「じゃ〜ん!これな〜んだ!」

千砂都「恵方巻き?」

かのん「そう!今日は節分だからね、用意しておいたんだ」

かのん「私もお腹空いてるし、一緒に食べよっか!」

千砂都「ほんと!ありがとう!」ニコッ
 
140: (筆) 2023/02/03(金) 16:47:35.18 ID:LFI0bL4j
かのん「今年の方角は南南東らしいよ」

かのん「ちぃちゃん、恵方巻きを食べる時のルール知ってる?」

千砂都「もちろん!恵方を向いて、黙って食べきるんだよね?」

かのん「そうそう。切り分けたりしないで、一本丸ごと食べるんだよ!」

千砂都「わかったYO!」

かのん「2本あるから、それぞれ取り皿に取って…」スッスッ

かのん「はい、どうぞ」

千砂都「ありがとう」

かのん「じゃあ、早速食べよっか!」

かのん「喋っちゃダメだよ?」

千砂都「わかってるよ〜」
 
141: (筆) 2023/02/03(金) 16:48:36.00 ID:LFI0bL4j
千砂都「はむっ」

かのん「……」

千砂都「……」モグモグ

かのん「……」ジー

千砂都(かのんちゃん、まだ口にしてない……どうしたんだろ?)モグモグ

かのん「……」ニヤッ

かのん「ちぃちゃん、くらえ〜!」ガバッ

千砂都「!?」

かのん「こちょこちょこちょ〜!!」ワキワキ

千砂都「…ッッ!!」プルプル

千砂都(ひ、卑怯だよかのんちゃん!)

かのん「私はまだ食べ始めてないもん!ノーカウントだよ〜!」ワキワキ

千砂都「ッッ……っぷははははは!!」ポトッ

千砂都「…あっ」

かのん「あ〜あ、ちぃちゃん落としちゃったね〜」ニヤニヤ

かのん「今年はご利益ないかな〜」ニヤニヤ

千砂都「もうっ!!かのんちゃん酷いよ!」プンプン
 
142: (筆) 2023/02/03(金) 16:49:17.82 ID:LFI0bL4j
かのん「あ〜おもしろかった!」

かのん「じゃ、私も食べよ〜っと」パクッ

かのん「……」モグモグ

かのん「……」モグモグ

千砂都「……」

千砂都(……こうなったら、私もやり返すよ!)
 
143: (筆) 2023/02/03(金) 16:50:37.88 ID:LFI0bL4j
かのん(…ちょっと苦しいけど、もうすぐ食べきれそう)モグモグ

千砂都「……」

千砂都「かのんちゃん」ズイッ

かのん(…ん?)モグモグ

千砂都「……好きだよ」ボソッ

かのん(!?///)

千砂都「……」

千砂都「……///」チュッ

かのん(!?!?!?///)ドキッ

かのん(南南東を向き続けてるからよく見えないけど、今ちぃちゃんほっぺに…///)ポロッ

かのん「あっ…///」

千砂都「…はははっ!かのんちゃんも失敗だね!」クスクス

かのん「ちょっとちぃちゃん、ズルいよ!///」

千砂都「これでおあいこだよ!」

かのん「もうっ!///」
 
144: (筆) 2023/02/03(金) 16:51:51.21 ID:LFI0bL4j
かのん「あ〜あ、結局二人ともご利益なしか…」

かのん「というかちぃちゃん!いたずらで好きとか言っちゃダメだよ!!」プンプン

かのん「ましてや…ほっぺに……///」

千砂都「……///」

千砂都「…その気持ちは、いたずらじゃないかも///」テレテレ

かのん「えっっっ!?///」ドキッ

千砂都「……///」

かのん「……///」

かのん(ど、どうしたら良いの〜!!///)



「かのちぃ、いたずら」おしまい
 
145: (筆) 2023/02/03(金) 17:59:32.48 ID:NhKcY4L4
>>77
あゆりな、一緒にお買い物

[ゲームショップ]


「いらっしゃいませ〜」

璃奈「……」

璃奈(散歩がてら、一人で近くのゲームショップに来た)

璃奈(前買ったゲームにもそろそろ飽きてきたし、気になるのがあれば買おうと思う)

璃奈(FPSのコーナーから見ようかな…)トコトコ

璃奈(……)ピタッ

🎮🎮🎮🎮🎮🎮@

璃奈(…前の方のコーナーに、見覚えのあるお団子が)

璃奈(もしかして…)
 
146: (筆) 2023/02/03(金) 18:00:12.53 ID:NhKcY4L4
璃奈「やっぱり歩夢さん」

歩夢「へっ!?」ビクッ

璃奈「こんにちは、一人でゲーム探してるの?」

璃奈「歩夢さんがどんなゲームをやるのか気になる!」ズイッ

歩夢「あっ、えっと……///」アセアセ

_人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
>                   <
>     たけしの挑戦状       <
>                   <
>     デスクリムゾン       <
>                   <
> メジャーWii パーフェクトクローザー  <
>                   <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄



璃奈「えっ」
 
147: (筆) 2023/02/03(金) 18:01:15.82 ID:NhKcY4L4
璃奈(……これはいわゆるクソゲー。しかもトップレベルの)

璃奈「…歩夢さんは、このゲームがどんな内容か知ってるの?)

歩夢「……うん」

璃奈「人の趣味を否定したりしないから安心して」

璃奈「…ただ、ちょっと意外だっただけ」

歩夢「……変、かな?」シュン

璃奈「そんなことない」

璃奈「どの作品も、開発者の魂がこもっている」

璃奈「夢中になる気持ちは、私もわかるよ」

歩夢「……!」パァッ

歩夢「璃奈ちゃん、ありがとう!」ニコッ
 
148: (筆) 2023/02/03(金) 18:02:19.92 ID:NhKcY4L4
歩夢「ところで、璃奈ちゃんも一人で来てるの?」

璃奈「うん、前買ったゲームに飽きてきちゃったから、気になるゲームがないかと思って見に来た」

歩夢「そうだったんだね」

璃奈「……」

璃奈「歩夢さんは、そういうゲームを一人で遊ぶの?」

歩夢「…基本は一人かな」

歩夢「たまに休日、侑ちゃんと遊ぶんだけど……」

歩夢「侑ちゃん終始不思議そうな顔をしてて、あんまり楽しくなさそうだから」フフッ

璃奈「…確かに、クソゲーは普通の人にとっては辛いかも」

璃奈「歩夢さんは耐性あるんだね」

歩夢「うん、物心ついた頃から何故か惹かれるようになったの」

歩夢「最近は、『要塞の剣:オノムジム』をようやくクリアできたんだ〜!」

璃奈(……常人ではない)
 
149: (筆) 2023/02/03(金) 18:02:57.92 ID:NhKcY4L4
璃奈「もし歩夢さんがよければ、私の家で一緒に遊ばない?」

歩夢「えっ!いいの?」

璃奈「うん、私もクソゲーにはそれなりに耐性があるつもり」

璃奈「クソゲーに大切な休日の時間を溶かすのも、なかなか乙だよね」

歩夢「すごくわかる!!あの何とも言えない倦怠感が最高なの」ニコニコ

歩夢「じゃあ、お邪魔しちゃっても良いかな?」

璃奈「もちろん!」

璃奈「璃奈ちゃんボード『四八(仮)』」
 
150: (筆) 2023/02/03(金) 18:04:34.84 ID:NhKcY4L4
[璃奈の部屋]


歩夢「わぁっ!!!」

歩夢「あんなクソゲーやこんなクソゲーがいっぱい!」キラキラ

歩夢「璃奈ちゃんって、良ゲー以外もたくさん持ってたんだね!」

璃奈「うん、私は開発者でもあるから、いろんなゲームの特徴を分析するのは重要」

璃奈「私のおすすめはこれ」っ🎮

_人人人人人人人人人人人人人_
>                 <
> ドラッグオンドラグーン3   <
>                 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

歩夢「さすが璃奈ちゃん!」

歩夢「ラスボス戦が鬼畜なことで有名な鬱ゲーだね!」

璃奈「今日はこれで遊ぼう」

璃奈「璃奈ちゃんボード『新宿地獄阿波踊り』」
 
151: (筆) 2023/02/03(金) 18:05:48.83 ID:NhKcY4L4
歩夢「ふふっ。私まだやったことないから楽しみだな〜」ワクワク

璃奈「歩夢さんの耐性、とても楽しみ」

璃奈(……)

璃奈(歩夢さんと、まさかゲームの話でこんなに盛り上がるとは思わなかった)

璃奈(一緒にプレイして、これからもっと仲良くなれたら嬉しい)

璃奈(璃奈ちゃんボード『あゆりな はじめました』)
 
152: (筆) 2023/02/03(金) 18:06:29.22 ID:NhKcY4L4
从||>ᴗ<||从 しばらくして…

<<Game Over>>

歩夢「……ゼェゼェ」

璃奈「歩夢さん、もうラスボスの戦闘だけで12時間やっている」

璃奈「そろそろ休憩したほうが……」

歩夢「璃奈ちゃん、始まったのなら貫くのみ、だよ」ニコッ

璃奈「あ、うん……」
 
153: (筆) 2023/02/03(金) 18:08:14.54 ID:NhKcY4L4
从||>ᴗ<||从 さらに数時間後…

歩夢「ようやく…ようやくクリアだよ…」

璃奈「おめでとう!歩夢さん!!」

歩夢「この何とも言えない達成感がたまらないよね」フー

<<ねぇ……ゼロ。>>

歩夢「ほら、会話パートが始まったよ」

璃奈(あっ、ヤバいかも)

<<何だ?>>

<<ぼくね…バシュッ!!

<<Game Over>>

璃奈(あっ。)

歩夢「……」

璃奈(戦闘が終わったと見せかけて、会話パートの裏で最後の攻撃が来る鬼畜仕様…)

璃奈(これは人間が作ったゲームじゃない…)

歩夢「……」ニコニコニコニコニコニコニコニコ

璃奈(ひぇっ。。。)

歩夢「…璃奈ちゃん、もう一回やろっか?」ニコッ

璃奈「は、はい」

璃奈(…歩夢さんの耐性には敵わないかも)

歩夢「……ふふっ」ニコニコ



「あゆりな、一緒にお買い物」おしまい
 
154: (筆) 2023/02/03(金) 18:10:24.13 ID:NhKcY4L4
@自販機前

侑「いや〜補充分のSSも最高だったね!」

侑「特にゆうせつ缶!あんな感じでせつ菜ちゃんに迫られてみたいな〜」ニヤニヤ

侑「……それにしても、これで売り切れかぁ」

侑「おかげで体はあったまったけど、やっぱり物足りないなぁ」

侑「これからまだ冷えるし、早く帰るか…」

侑「……ん?」

侑「よく見たら、底の方にあと2本残ってる!!」パァッ

侑「やった!もうちょっとだけ楽しめそう!」
 
155: (筆) 2023/02/03(金) 18:12:04.43 ID:NhKcY4L4
=====

何故か2本多く出てきてしまったみたいです。

新規で注文は取らないのですが、今までの中で個人的に気になるものを2つ取り上げます。

もう少しだけお付き合いください。
 
167: (筆) 2023/02/06(月) 03:03:00.50 ID:wVMmMuIW
>>10
ほのまき、放課後

真姫(……)カキカキ

先生「はい、じゃあ今日はここまで」

先生「宿題はp.41の問9ね。明日誰か当てるからちゃんとやるように」ガラッ

真姫「…ふぅ」

真姫(今日の授業も退屈ね。もっと先取りがしたいわ)

真姫(さて、授業はおしまい。放課後の時間だけど……)

花陽「真姫ちゃんさようなら。また明日」フリフリ

凛「……じゃあね、真姫ちゃん」トボトボ

真姫「ええ」フリフリ

真姫(今日はμ’sの練習がお休みなのよね。たまたまみんな忙しいみたい)

真姫(1年生で練習するにも、花陽は家の用事、凛はリリホワ組で山登り)

真姫(今日は早く家に帰って、予習でもしようかしら)

真姫(ピアノの練習もしないとだし)
 
168: (筆) 2023/02/06(月) 03:03:55.11 ID:wVMmMuIW
[校門]

真姫(……)スタスタ

真姫(普段は毎日練習だし、練習が終わっても賑やかだから、ちょっと不思議な感じね)スタスタ

真姫(少し寂しいかも)スタスタ

真姫(……中学生の頃からは、私の学校生活もずいぶん変わったわね)フフッ

「真っ姫ちゃ〜〜ん!!」ガバッ

真姫「ゔぇえ!」ビクッ

真姫「ほ、穂乃果?」

穂乃果「お疲れ、真姫ちゃん!」

穂乃果「今日は一人なの?」

真姫「ええ。花陽も凛も忙しいみたい」

穂乃果「そっか〜」

穂乃果「実は穂乃果も、海未ちゃんは弓道の練習、ことりちゃんは保健委員の仕事が遅くまであるみたいでさ〜」

穂乃果「暇なんだよね〜」チラッ

真姫「……」フイッ

穂乃果「ちょっと!何で今目を逸らしたの!」プンプン

真姫「ふふっ、ごめんなさい」クスクス

穂乃果「もぉ!」
 
169: (筆) 2023/02/06(月) 03:04:53.04 ID:wVMmMuIW
穂乃果「というわけで真姫ちゃん!」

穂乃果「先輩の放課後に付き合って!」

真姫「…先輩は禁止じゃなかった?」

穂乃果「そうだけどさ!」

穂乃果「真姫ちゃんと二人で遊ぶチャンスってなかなかないもん」

穂乃果「ダメ……かな?」ジッ

真姫「ヴェッ…///」

真姫(Printemps組のこれ、どうにかならない?)

真姫「わ、わかったわよ!」

真姫「行けばいいんでしょ行けば!」

穂乃果「わ〜い!ありがとう」ギュッ

穂乃果「それじゃ、レッツゴー!!」
 
170: (筆) 2023/02/06(月) 03:05:46.95 ID:wVMmMuIW
[ゲームセンター]

真姫「……どこに行くかと思えば、いきなりゲーセンなのね」ハァ

穂乃果「いいじゃん別に!何か可愛いぬいぐるみさんとかないかな〜」

穂乃果「あっ!この子可愛いよ、真姫ちゃん!」

真姫「そうね」

穂乃果「こっちの子も!ほら!」

真姫「そうね」

穂乃果「あ!あっちの子も良いな〜。迷っちゃうね!」

真姫「そうね」

穂乃果「ちょっと!ちゃんと反応してよ!」プンプン

真姫「そうね」

穂乃果「もぉ!」プンプン
 
171: (筆) 2023/02/06(月) 03:06:34.38 ID:wVMmMuIW
穂乃果「あっ!取れたよ!」ガコン

穂乃果「やったぁ!」グッ

真姫「良かったじゃない」

穂乃果「はい、真姫ちゃん!」

真姫「えっ?」

穂乃果「これあげる!ちっちゃいキーホルダーだから、好きなところにつけてね!」

真姫「あっ、ありがとう」

穂乃果「うん!」ニコッ

真姫(……友達からプレゼントもらったことってあんまりないから、嬉しいかも)フフッ

穂乃果「じゃあ次は、メイドカフェとか行ってみよう!」

真姫「えぇ、そうね」
 
172: (筆) 2023/02/06(月) 03:07:38.92 ID:wVMmMuIW
[メイドカフェ]

「おかえりなさいませ、ご主人様」

穂乃果「こんにちは!」

穂乃果「わぁ、店内にことりちゃんがたくさんいるよ!」

真姫「ふふっ、そうね。ポスターとかたくさんあってすごい人気ね」

穂乃果「キュアメイドカフェさんとのコラボはこの前終わっちゃったけど、テイクアウトドリンクはしばらくやってるみたい!」

穂乃果「みんなもぜひ行ってみてね!」

真姫「……誰に言ってるの?」
 
173: (筆) 2023/02/06(月) 03:09:22.67 ID:wVMmMuIW
穂乃果「さあ真姫ちゃん、何頼む?」

真姫「そうね…。無難にコーヒーとかかしら」

「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりd……

穂乃果「こ、ことりちゃん!?」

ミナリンスキー「ぴっ!?」

ミナリンスキー「な、何のことデスカ?」アセアセ

真姫「……それは無理があるわよ」クスクス

ことり「……///」

真姫「どうしてここに?保健委員の仕事があるんじゃなかったの?」

ことり「……ちょっと恥ずかしくって///」

穂乃果「恥ずかしがることないよ!それに、前にみんなで来たことあるじゃん!」

ことり「そ、そうだけどぉ〜。お店の中にことりがたくさんいるから…///」

真姫「なるほどね」

穂乃果「大丈夫、すっごく可愛いよ!!」

ことり「ありがとう穂乃果ちゃん///」

ことり「あっ、ご注文はお決まりですか?」

穂乃果「このカップル専用のドリンクでお願いします!」ビシッ

真姫「ちょ、ちょっと!」

真姫「コーヒーでお願いって言ったじゃない!///」

穂乃果「せっかくメイドカフェに来たんだもん、甘いものにしなきゃだよっ」

穂乃果「今日は先輩の奢りだよ!」

真姫「わかったわよ…///」
 
174: (筆) 2023/02/06(月) 03:11:14.19 ID:wVMmMuIW
ことり「お待たせいたしました〜。こちらカップルドリンクで〜す!」

穂乃果「ありがとう、ことりちゃん!」

穂乃果「すごい!ストローが一つなのに飲み口が二つある!」

ことり「それじゃ、楽しんでくださいね〜」フリフリ

真姫「……///」

真姫「…本当に飲むの?///」

穂乃果「当たり前だよ!じゃあ、飲もう!」

穂乃果「ん〜おいしい〜!」ゴクゴク

真姫「……///」チュー

真姫(ちょっと近すぎじゃない!?)

真姫(世のカップルの人たちって、こういうの平気なのかしら…?)

穂乃果「真姫ちゃん、まつげ長いね」

真姫「」ブハッ

真姫「……ケホケホ。ちょっと穂乃果!」

穂乃果「本当のこと言っただけじゃ〜ん」

穂乃果「もしかして照れてるの?」クスクス

真姫「…しっ、知らないっ!」プイッ
 
175: (筆) 2023/02/06(月) 03:13:11.41 ID:wVMmMuIW
リ`・ヮ・) その後もいろいろ遊びに行ったよ!


穂乃果「いや〜遊んだね、真姫ちゃん」

真姫「ふふっ、そうね。久しぶりにたくさん歩いたわ」

穂乃果「そろそろ暗くなっちゃうから、帰ろっか!」

真姫「そうね」

真姫(……穂乃果との放課後も、なかなか楽しかったわ)

真姫(振り回されっぱなしだったケド)フフッ

真姫「穂乃果、今日はありがとう」ニコッ

穂乃果「うんっ!」

穂乃果「あっ、笑顔の真姫ちゃんもかわいいね!」

真姫「知らないわよ!///」

穂乃果「じゃあ、また明日!」タッタッ

真姫「う、うん///」フリフリ

真姫(…また遊べたら嬉しいわね♪)
 
176: (筆) 2023/02/06(月) 03:14:57.40 ID:wVMmMuIW
[穂むら]

穂乃果「ただいま〜」ガラッ

穂乃ママ「おかえりなさい」

穂乃ママ「あら?なんだかすごく嬉しいそうね。良いことでもあったの?」

雪穂「お姉ちゃん、顔が弛んでるよ?」

雪穂「恋でもした?」ニヤニヤ

穂乃果「そ、そんなわけないでしょ!///」

穂乃果「もうっ!私お風呂入るね!」タッタッ

雪穂「……まさかね」

穂乃パパ「……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ



「ほのまき、放課後」おしまい
 
177: (筆) 2023/02/06(月) 04:36:25.62 ID:wVMmMuIW
>>82
クゥすみ、寒中水泳

[海]

すみれ「ささささむいったらさむいわよ……」ブルブル

すみれ「ちょっと可可!!こんな真冬に、どうして水着で海に入らなきゃいけないのよ!?」ブルブル

すみれ「バカなの!?」ガタガタ

可可「バカとは何ですかこのグソクムシ!」ブルブル

可可「可可たちはあのラブライブで優勝したのデス」ブルブル

可可「しかし、最近みんな浮かれていマス!練習に力が入っていまセン!」ブルブル

可可「特にあなたです!」ビシッ

可可「あなたを鍛え直してやろうと可可も付き合ってやってるのデス。むしろ感謝するのデス!」ガタガタ

すみれ「あんたもめちゃくちゃ震えてるじゃない!」ブルブル

すみれ「こんなことやめて、さっさと家に帰るわよ!」ブルブル
 
178: (筆) 2023/02/06(月) 04:37:34.88 ID:wVMmMuIW
可可「相変わらず根性がないデスネ。腑抜けデス」ガクガク

可可「まずは可可がお手本を見せてやるデス」ガクガク

すみれ「ば、バカな真似はやめなさい!!」ガクガク

すみれ「そんな薄い水着で冬の海に入ったら、タヒんじゃうわよ!」ガクガク

可可「ククの華麗な入水をそこで見ていなサイ!」ガクガク

可可「それっ!」ピョン

すみれ「あっ!!」

可可「」バシャーン!

可可「」プカー

すみれ「ちょっと可可!?可可!?」アセアセ

すみれ「た、大変よ!!救急車救急車!!」アワアワ

可可「」

すみれ「可可〜〜〜〜〜!!!」ポロポロ



すみれ「可可!!」ガバッ

すみれ「あ、あれ…」キョロキョロ

可可「……zzz」スヤスヤ

すみれ「な、なんだ……夢だったのね」ホッ
 
179: (筆) 2023/02/06(月) 04:38:24.68 ID:wVMmMuIW
[可可の部屋]

すみれ「しっかし寒いわね……」ブルブル

すみれ「あっ!よくみたらこいつ、私の布団取ってるじゃない!!」

すみれ「どうりであんな悪夢を見たわけだわ…」ハァ

すみれ「…ちょっとあんた!返しなさいよ!」グッグッ

可可「……」グッグッ

すみれ「全ッ然離さないじゃない!あんた起きてんじゃないの!?」

可可「……」スヤスヤ

すみれ「なんなのよ〜!」
 
180: (筆) 2023/02/06(月) 04:41:23.17 ID:wVMmMuIW
すみれ「やっぱり同じ布団で寝るんじゃなかったわ…」ハァ

すみれ「私の部屋だったら、ちゃんと布団2人分あったのに…」

すみれ「……でも、まさか可可が同じ布団で寝るのを許すとはね」

すみれ「ちょっとは気を許すようになってきたのかしら」クスクス

すみれ「…あっ、使ってないブランケットがあるわね。ちょっと借りるわよ」ゴソッ

すみれ「まだ朝早いし、もう一度寝ましょ」ゴロン

可可「……zzz」

すみれ「……」

すみれ「……黙っていれば、美人さんなのよねぇ」

すみれ「全く、いつも悪口ばっかり。私のことをどう思ってるのかしら」

すみれ「まぁ、今の関係も悪くないけど」クスクス

すみれ「おやすみ可可」

すみれ「……私は好きよ」スヤァ

可可「……」

すみれ「……zzz」

可可(……隣でゴソゴソしてるから、目を覚ましてみれば)

可可(こんのグソクムシ、何てこと言ってくれるデスカ!!///)ドキドキ

可可(もう寝れないではないデスカ!///)ドキドキ

可可(ククだって……その……)

可可(だー!!このグソクムシが勝手にククのこと好きなだけデス!!///)

可可(ククはこんなやつのこと全く好きではないデス!///)

可可(ああもう完全に目が覚めてしまいまシタ!責任取りやがれデス!!///)

すみれ「……♪」スヤスヤ



「クゥすみ、寒中水泳」おしまい
 
181: (筆) 2023/02/06(月) 04:43:24.06 ID:wVMmMuIW
@自販機前

侑「いや〜最高だね!ときめいちゃった!!」キラキラ

侑「なんだかよくわからないけど、おまけの飲み物が出るなんて君は気前が良いね!」

侑「あっ!気づいたらもうこんな時間!」

侑「十分あったまったし、帰らなきゃ」トコトコ

\ガコン!!/

侑「えっ?」クルッ

侑「また飲み物が出てきたの!?」

侑「出血大サービスだね!!」

侑「さて、今度はどんな飲み物が……」ゴソゴソ



_人人人人人人人人_
> ゆうせつ、R18 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄


⎛(cV„ಡ ᴗಡV⎞
 
182: (筆) 2023/02/06(月) 04:45:27.18 ID:wVMmMuIW
侑「やばいやばいやばい」

侑「激レア缶出てきちゃったよ!!」プヒョヒョヒョ

侑「R18は在庫がないんじゃなかったの?」

侑「まあいいや!早速オープ「ゆうちゃん」

侑「へぅっ!?」ドキッ

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ ニコニコ

⎛(cV„Ò ᴗ Ó;V⎞「あっ、歩夢!?」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「侑ちゃん、こんばんは」ニコニコ

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「どうしたの、そんなに焦って」ニコニコ

⎛(cV„Ò ᴗ Ó;V⎞「いやね、今日も良い天気だな〜と思って」アセアセ

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ふふっ、そっか〜」ニコニコ

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ところで、その手に持っているのは何かな?」ニコニコ

⎛(cV„Ò ᴗ Ó;V⎞「いや、何でもないよ!?」サッ

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「うふふっ」ヒョイッ

⎛(cV„Ò _ Ó;V⎞「あっ……」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「……」ジー

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「…ふふっ、R18のゆうせつなんて、面白いものを持ってるんだね」ニコニコニコニコニコニコニコニコ

⎛(cV„Ò _ Ó;V⎞「あの……その……」アセアセ

⎛(cV„Ò _ Ó;V⎞「ま、まだ開けてないから!未遂だよ!!」アセアセ

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「それもそうだね。じゃあ、こんなのいらないよね」ポイッ

⎛(cV„; _ ;V⎞「ああっ!」ガーン
 
183: (筆) 2023/02/06(月) 04:47:19.10 ID:wVMmMuIW
@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「侑ちゃんはね、私との『あったか〜い』SSを読んでいれば良いんだよ」

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「誰よりも温かくて、誰よりも平和だからね」

⎛(cV„- _ -V⎞「……はい」ガクッ

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「ふふっ。じゃあ、帰ろっか」ギュッ

@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ「SSじゃない本物の『あったか〜い』を、たっぷり味わせてあげるね♡」

⎛(cV„Ò ᴗ Ó;V⎞「あっ歩夢!!待って待って……!!」ズリズリ

⎛(cV„Ò ᴗ Ó;V⎞「ちょっ…力強っ!」ズリズリ

マッテッテチョット..フフッコレハエスエスジャアジワエナイデショ タクサンタノシモウネ


\んぁぁあああああああああ♡♡♡/




おしまい
 
184: (筆) 2023/02/06(月) 04:48:31.02 ID:wVMmMuIW
お題をいただいた方、ありがとうございました。全て取り上げられずすみません。

普段考えない組み合わせを書くのがとても楽しかったです。

またやってみたいと思います。お付き合いいただきありがとうございました⎛(cV„◜ᴗ◝V⎞



過去作です

かすみ「え!?歩夢先輩が目を覚さない!?」侑「そうなの…」@
https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1672624541/
 

引用元: https://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1675140462/

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